セブ留学の費用やメリット・デメリットとは│持ち物・事前準備も解説

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warple編集部

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「セブ留学が自分に合っているか知りたい」
「セブ留学の費用は?」

このように考えていますか。

セブの語学学校はマンツーマンレッスンが中心で、1日7~9コマの授業が行われる「スパルタ式」が多く、集中的に英語力を伸ばせます。

さらに、他国の主要留学先と比べて費用を抑えやすく、リゾートや多彩な観光地も楽しめます。長期滞在しやすいビザ制度に加え、日本人や日本企業が運営する語学学校が多いため、初めての留学でも安心です。

一方で、英語の発音や生活環境といった懸念点も存在します。メリット・デメリットを理解したうえで、セブが自分に合った留学先かを見極めることが大切です。

そこで本記事では、セブ留学について以下の項目を解説します。

  • 基本情報
  • メリット・デメリット
  • 留学費用
  • 事前準備
  • 持ち物

「セブが最適な留学先であるか」や「セブ留学に向けて何をすべきか」などの疑問が解消されるため、最後までご覧ください。

セブの基本情報

セブ留学における「セブ」とは、一般的に「セブ島」を指します。フィリピンの州のひとつに「セブ州」があり、セブ州を構成する島々のひとつが「セブ島」です。また、セブ島には州都である「セブ市」が存在します。

用語はフィリピノ語と英語で、物価指数は日本の約59%と低いため、費用を抑えて英語を学べます。また、宗教はカトリックが中心であり、通貨はフィリピンペソです。

セブ州は150を超える島々で構成されていますが、留学で特に人気なのはセブ島とマクタン島です。セブ留学は12~5月の乾季がシーズンであり、スコールが多い6~11月の雨季はオフシーズンとされています。

セブの人々は一般的に明るく親しみやすいといわれています。また、渡航前のビザ取得は不要であるため、初めての留学でも安心できるでしょう。

セブの代表的な観光地

  • カワサン滝
  • サント・ニーニョ教会
  • マゼラン・クロス
  • シマラ教会
  • モアルボアル
項目セブの特徴
立地フィリピン(東南アジア)中部に位置するセブ島を含む島々
州都セブ市
人口(セブ市)(*1)964,169名(2020年5月時点)
面積(セブ島)4,468km²
公用語フィリピノ語
英語
通貨フィリピンペソ
宗教(セブ市)(*2)カトリック:94.7%
気候12~5月:乾季で晴れの日が続く
6~11月:雨季で短時間の雨(スコール)が降りやすい
日本との時差-1時間
物価(セブ市)(*3)日本の約59%(生活費指数)
人柄一般的に明るく親しみやすいといわれている
留学先としての特徴・マンツーマン・スパルタ形式で徹底的に英語を学べる
・費用を抑えて留学しやすい
・リゾート地や豊富な観光地を楽しめる
・日本人や日本企業が運営する語学学校が多い
留学時のビザ・31日未満:SSP(特別就学許可証)の取得のみ
・31~58日:SSP取得+ビザ延長手続き
・59日以上:SSP取得+ビザ延長手続き+ACR-I(外国人登録証)の取得
*1 Cebu Provincial Landing Page | Philippine Statistics Authority – Central Visayas
*2 Religious Affiliation in the Philippines (2020 Census of Population and Housing) | Philippine Statistics Authority | Republic of the Philippines
*3 Current Cost of Living Index by City

セブ留学の7つのメリット

セブには充実した留学体験を送れる複数の魅力があります。ここでは、7つのメリットを解説します。

1.マンツーマンレッスンが多い

セブの語学学校はマンツーマン形式、または少人数形式の授業が一般的です。

一方、アメリカやイギリスといった他の主要な留学先では、10~20名程度のグループレッスンが中心です。マンツーマンレッスンはオプション扱いになります。

マンツーマン形式のレッスンでは必然的に英語を話す量が増え、講師との距離が近い分、集中して英語を聞き取ることとなります。さらに、不明点は気軽に質問でき、疑問を残さずに学習を進められる点も魅力です。

結果的に授業の密度が高まり、効率的に英語力を伸ばせるでしょう。

2.1日7~9コマのレッスンを受けられる

セブには、1日7~9コマのレッスンを実施するスパルタ式の語学学校が多くあります。たとえば、語学学校「CPILS」の「General ESL Plusクラス」の時間割は以下のとおりです。

時間割(1コマ45分)内容人数
1限目日常英語マンツーマンレッスン
2限目精読マンツーマンレッスン
3限目発話・発音マンツーマンレッスン
4限目語彙力向上マンツーマンレッスン
5限目共同学習グループレッスン(4名)
6限目共同学習グループレッスン(4名)
7限目一般英語グループレッスン(12名)
8限目リスニングクラス(無料オプション)グループレッスン(15名)
9限目特別授業(無料オプション)グループレッスン

平日は丸一日授業を受けることになり、門限や自習義務などによって自分を律して生活できます。

一方、アメリカやイギリスなどの主要な留学先では、1日4~6コマ程度の語学学校が多いです。通常、午前または午後の半日程度で1日の授業が終わります。セブ留学は約2倍の学習量になるため、徹底的に英語力を伸ばしたい方に最適でしょう。

なお、セブにはスパルタ式ほど授業が多くない「セミスパルタ式」や、一般的なコマ数を採用している語学学校もあります。授業量が多くて不安な方や、観光やアクティビティを中心に生活したい方は検討しましょう。

3.留学費用が安い

セブ留学は、アメリカやイギリス、オーストラリアといった主要な国と比べて、留学費用を抑えやすいです。代表的な留学先とセブの留学費用を比較した結果が、以下のとおりです。

留学先留学費用(3ヶ月)
フィリピン(セブ)858,260~1,007,047円
アメリカ(ニューヨーク)2,053,089~2,081,641円(*1)
カナダ(トロント)1,343,298~1,481,228円(*2)
イギリス(ロンドン)1,608,354~1,800,125円(*3)
オーストラリア(シドニー)1,103,099~1,140,736円(*4)
*1 ニューヨーク留学のメリット・デメリットとは|費用内訳や事前準備も解説
*2 カナダ留学費用|人気5都市・期間別の費用内訳を徹底解説
*3 イギリス留学費用は高い?4都市を期間別(1ヶ月~1年)に徹底比較!
*4 オーストラリア留学のメリット・デメリットは?費用や8つの事前準備も解説

セブ留学の費用が安い主な理由は、次のとおりです。

  • 物価や語学学校の料金が安い
  • 語学学校の料金に滞在費(学生寮)が含まれている
  • 日本から距離が近く、航空券の料金が安い

そのため、費用を抑えて英語を習得したい方にも最適です。費用を抑えつつ効率的に英語を学べるため、2ヵ国留学の1ヵ国目として選択する方も多いです。

4.日本人や日本企業が運営する語学学校が多い

セブには日本人や日本企業が運営する語学学校が多くあります。

日本人・日本企業が運営する語学学校の例

日本人スタッフからサポートを受けられ、食事や生活環境も日本人向けに提供されていることが多いです。また、日本からの留学生が集まりやすい傾向があります。

トラブル時には日本語で相談でき、周りに日本人が多いことから安心感も生まれます。現地の生活や環境に合わせられるか不安な方でも留学に挑戦しやすいでしょう。

5.リゾート地や豊富な観光地を楽しめる

セブ留学では、リゾート地や豊富な観光地を楽しめます。

セブのリゾート地・観光地の例

  • パンダノン島
  • ホワイトビーチ
  • サント・ニーニョ教会
  • マゼラン・クロス
  • サン・ペドロ要塞

これらの観光スポットに加え、シュノーケリングなど自然を満喫できるアクティビティも体験できます。日本から離れてリフレッシュできるだけでなく、セブの文化や歴史に触れることで価値観が広がり、新たな気づきを得られるでしょう。

スパルタ式の語学学校でも休日は外出できるケースがほとんどです。また、スパルタ式ではない一般的な授業数の語学学校を選択すれば、リフレッシュ目的での留学も可能です。

6.留学しやすいビザ制度

セブは日本人なら30日までビザなしで滞在でき、長期留学でも学生ビザは不要です。

留学期間ビザの手続き
31日未満SSP(特別就学許可証)の取得
31~58日間・SSP(特別就学許可証)の取得
・ビザの延長手続き
59日以上・SSP(特別就学許可証)の取得
・ビザの延長手続き
・ACR-I(外国人登録証)の取得

いずれの手続きも入国後に語学学校のサポートを受けながら行います。渡航前に行うべき手続きはないため、留学準備が不安な方でも安心です。事前に手続き内容や必要書類を把握しておけば、よりスムーズに申請を進められるでしょう。

なお、SSP(特別就学許可証)の有効期限は6ヶ月と定められています。留学期間が6ヶ月以上の場合は再申請が必要です。

7.親子留学・シニア留学などがしやすい

親子留学やシニア留学などをしやすい点もセブ留学の魅力です。

セブには、親子留学コースやシニア留学コースを提供している語学学校が多くあります。マンツーマンレッスンが中心であることから、お子様の年齢にかかわらず留学しやすく、学校によっては医療サポートや無理なく学べる時間割が用意されています。親子で海外生活を満喫しながら英語を学びたい方や、定年後に留学に挑戦したい方にもおすすめです。

特に、セブは日本人スタッフからのサポートを受けやすい環境であり、体調や現地生活に不安がある方でも安心して生活できるでしょう。

セブ留学の5つのデメリット・注意点

多くのメリットがあるセブ留学ですが、いくつかのデメリット・注意点があります。ここでは、セブ留学のデメリットを5つ解説します。

1.スパルタ式の語学学校は時間割がハード

先述したとおり、セブの語学学校はスパルタ式を採用しているケースが多いです。

スパルタ式の語学学校では1日7~9コマの授業が開講され、門限や自習義務などの規則が定められていることも多々あります。さらに、マンツーマンレッスンが多く各授業で集中力を要するため、スケジュールがハードと感じてしまうかもしれません。

セブ留学で後悔しないためには、自分の生活リズムや目的に応じた語学学校を見極めることが大切です。リゾートを満喫したい方やハードなカリキュラムに不安がある方は、セミスパルタ式や一般的な語学学校を選ぶことをおすすめします。

2.独特な英語が話される

セブでは、アメリカ英語やイギリス英語にはない独特な英語が話されることがあります。

標準アメリカ英語が規範とされていますが、タガログ語やセブアノ語といった土着語の影響を受けた英語が見られます。具体的な例は以下のとおりです。

  • 「-ion」で終わる語の最後の音節が弱母音ではなく強母音で発音される
  • 語末の子音の連続では最後の子音が脱落する
  • 「kilig(とても嬉しい)」や「ate(sisterの意)」といったタガログ語の単語が使われる

現地生活中に話される英語に慣れるまで時間がかかるかもしれません。事前に東外大言語モジュールやYouTubeなどを活用して、現地の英語を聞いてみることをおすすめします。

とはいえ、語学学校の講師はネイティブに近い発音で話す方がほとんどです。不安な方は、語学学校を選ぶ際に講師の経歴や出身国を確認すると良いでしょう。

3.アジア圏の留学生が中心

セブの語学学校に留学する層は、アジア圏の方が中心です。一例として、語学学校「CPILS」の国籍比率は、以下のとおりです。

  • 日本:25%
  • 韓国:25%
  • 台湾:20%
  • ベトナム:15%
  • 中国:10%
  • その他(ロシア/ベルギー/フランスなど):5%
    出典:Q&A – CPILS

世界中の人と交流して友人を作りたいと考える方には向かない可能性があります。また、周りに日本人が多い環境の場合、日本語ばかり使ってしまい、英語力がなかなか伸びない恐れがあります。事前に語学学校の国際比率を調べたり、意識的に日本語を使わないように心がけたりするのが大切です。

ただし、日本人が多いという特徴が、海外生活に慣れていない方にとっては安心感を生む要因となります。日本人との付き合い方に注意すれば、効率的に英語を学べ、安心して生活できる最適な環境といえます。

4.寮での集団生活が基本

セブ留学の滞在方法は学生寮が基本です。留学生同士で生活を共にするため、「集団生活を通じて一生涯の友人を作りたい」といった方には最適な環境です。

しかし、集団生活が苦手な方にとってはストレスになる可能性があります。特に、寮を多人数部屋で選んでしまうと、プライベートの時間がなくなってしまうかもしれません。気になる方は、費用は高額になりますが、学生寮の一人部屋を希望することをおすすめします。

また、セブ留学ではホームステイでの滞在は一般的ではありません。「ホームステイを通じて現地生活を体験したい」といった方にはミスマッチかもしれません。

5.日本よりも生活環境が不便

セブが存在するフィリピンは発展途上国であり、日本と比べて生活環境が整っていない傾向があります。日本の生活水準に慣れていると、現地生活が不便と感じる恐れがあります。

不便と感じやすい生活環境の例

  • 通信速度が遅い
  • 水道水が飲めない
  • 交通インフラが整っていない
  • 停電が多い
  • 虫が多い

事前に公共交通機関の運行状況を調べたり、ポケットWi-Fiを契約するなどの対策を行いましょう。また、日本のような快適さを求める場合は、日本人の生活に配慮した環境を整えている語学学校を選ぶのがおすすめです。

セブ留学の費用の目安【1ヶ月~1年間】

語学学校「SMEAG(キャピタルキャンパス ESL①)」に通うと仮定した、セブ留学の1ヶ月~1年間の費用目安は、以下のとおりです。

費用内訳(*1)1ヶ月間3ヶ月間6ヶ月間1年間
パスポート申請費0~16,300円
SSP(特別就学許可証)申請費(*2)27,432円27,432円27,432円54,864円
観光ビザ延長費24,206円(*2)50,343円(*2)79,553円(*3)
ACR-I(外国人登録証)申請費(*2)8,890円8,890円8,890円
渡航費(*4)32,224~46,079円31,253~37,740円37,876~39,658円28,116~41,871円
校納金(*5)214,000~256,000円612,000~738,000円1,209,000~1,461,000円2,403,000~2,907,000円(*6)
滞在費(水光熱費+施設使用料)(*7)約11,176円約36,322円約72,644円約145,288円
留学保険料(*2)約32,000円約104,000円約208,000円約416,000円
生活費(*8)7,078円14,157円42,470円84,940円
総額323,910~396,065円858,260~1,007,047円1,656,655~1,926,737円3,220,651~3,754,706円
*1 1フィリピン・ペソ=2.54 円(2025/6/19時点のレート)で換算
*2 SMEAGで申請した場合の例
*3 長期滞在訪問者ビザ延長で6ヵ月滞在後に6ヶ月間延長した場合の例
*4 Trip.com(2025/6/19時点の料金)における6~1月の最安値の平均を基に算出
*5 SMEAG(キャピタルキャンパス ESL①)の例
*6 6ヶ月の料金を2倍にして算出
*7 SMEAGの学生寮の例(寮費は学費に含まれる)
*8 Cost of Living in Cebu. Jun 2025. Prices in Cebu(携帯電話月額プラン+月間パス)から算出

この他に、外食費や交際費、観光費用などが発生します。ただし、留学費用は以下のような要素で変動します。

  • 為替
  • 語学学校のプラン
  • 学生寮の部屋
  • 渡航時期
  • 購入する航空券
  • 加入する留学保険
  • 休日の過ごし方

セブ留学の費用の内訳や節約方法などは「セブ島留学の1ヶ月の費用は?内訳や6つの節約方法を解説」で詳しく解説しています。

セブ留学の8つの事前準備

ここでは、セブ留学の事前準備を8つ紹介します。なかには時間がかかる手続きがあるため、渡航日から逆算して計画的に進めましょう。

1.目的の明確化

セブ留学で失敗しないためには、留学の目的を明確にすることが大切です。目的が明確になれば、自分に合った留学プランを決めやすくなります。

留学の目的と現地での過ごし方の例

  • 集中的に英語を習得したい→スパルタ式の語学学校を選ぶ
  • 資格取得に向けて英語を学びたい→資格取得コースを提供している語学学校を選ぶ
  • リゾート地でリフレッシュしたい→授業数が少ない語学学校を選び、乾季に渡航する

目的が曖昧だと、自分に合った語学学校や渡航時期、留学期間を決めるのが難しくなるため注意しましょう。

2.留学期間・渡航時期の決定

留学の目的を決めたら、留学期間や渡航時期を決定しましょう。留学期間は、大きく短期留学と長期留学に分けられます。

 主なメリット主なデメリット
短期留学(3ヶ月未満など)・費用を抑えて留学できる
・長期休暇で留学しやすい
・英語を学べる期間が短い
・物足りなさを感じる可能性がある
長期留学(6ヶ月から1年間など)・英語を学べる期間が長い
・観光やアクティビティを満喫できる
・費用が高額になりやすい
・休学や休職が必要となる可能性がある

留学の目的意識が明確であれば、短期留学でも十分に効果を得られます。詳しくは「短期留学の費用・魅力は?注意点や準備、人気の国も紹介」をご覧ください。

また、渡航時期にはオンシーズンとオフシーズンがあります。一般的に、セブは12~5月の乾季がオンシーズン、6~11月が雨季といわれています。

 主なメリット主なデメリット
オンシーズン(12~5月)・観光やアクティビティに適している
・多くの留学生と交流しやすい
・航空券が高額
・周りに日本人が増えやすい
オフシーズン(6~11月)・航空券が安価
・割引を実施する語学学校がある
・落ち着いた環境で学習しやすい
・観光やアクティビティには適していない可能性がある
・留学生同士の出会いが少ない

メリット・デメリットを踏まえ、自分に合った留学期間と留学時期を選択しましょう。

3.語学学校の選定

セブには多くの語学学校が集まっているため、自分に最適な選択肢を比較検討することが大切です。

語学学校を選ぶ際に着目すべきポイント

  • 授業のコマ数
  • マンツーマンレッスンの頻度
  • 学べる内容
  • 料金
  • 国籍比率
  • サポート体制
  • 日本人スタッフの有無

たとえば、初めての留学で不安な方は、日本人スタッフから手厚いサポートを受けられる語学学校がおすすめです。ほかにも、リゾートや観光を満喫したい方は、授業が少ない語学学校が向いているでしょう。また、学生寮の部屋や食事といった生活環境の確認も重要です。

語学学校の手配方法は、大きく「留学エージェントの活用」と「個人手配」に分けられます。留学エージェントを活用するメリットは、渡航準備や現地生活のサポートを受けられる点です。

一方、個人手配であれば、留学エージェントの手数料を抑えつつ、柔軟に留学プランを立てられます。留学の目的や語学学校が明確であれば、初めてでも十分に個人手配が可能です。詳しくは「留学は個人手配できる!留学までの流れと注意点を解説」をご覧ください。

なお、滞在先は学生寮が基本ですが、短期留学の場合はホテル滞在を選べる語学学校もあります。

4.パスポートの取得

セブ留学においては、残存期間が6ヶ月以上残っているパスポートが必要です。

実際に、パスポートの残存期間が6ヶ月未満であることが原因で入国拒否や搭乗拒否される事例が発生しているようです。日本のパスポートであれば残存期間が6ヶ月未満でも入国できる旨の情報がありますが、念のため更新しておくと安心です。

パスポートの発行や更新は、各都道府県のパスポートセンターまたはオンライン申請で行います。新規発行の場合、2週間程度の期間がかかるため、余裕を持って申請しましょう。

5.航空券の手配

フィリピンに入国する際は、出国時の航空券の提示を求められる場合があります。留学期間にかかわらず、往復航空券を取得しましょう。

航空券の取得方法は、大きく以下の4つです。

  • 航空券の比較サイト
  • 航空会社の公式サイト
  • 旅行会社・旅行代理店の公式サイト
  • 旅行会社・旅行代理店の店舗

費用を抑えて留学したい方は、航空券の比較サイト(Trip.comなど)の活用がおすすめです。また、セブパシフィックなどの格安航空会社も存在するため、あわせてチェックしてみましょう。

一方、専門家に相談しながら自分に最適な航空券を購入したい方は、旅行会社や旅行代理店に足を運ぶ方法が適しています。航空券の手配方法について詳しくは「留学の航空券の手配は簡単!購入方法・種類をわかりやすく解説」をご覧ください。

6.留学保険への加入

留学保険とは、留学中の病気やケガに備えるための保険です。

セブ留学においては、留学保険への加入は法的義務ではありません。しかし、語学学校によっては加入を必須としているケースが多くあります。そうでなくても、現地では日本の医療保険を利用できないため、基本的には加入を推奨します。

留学保険は、日本の民間保険だけでなく、語学学校経由で加入できるケースも多いです。以下のような点を総合的に考慮し、自分に合った保険に加入しましょう。

  • 補償内容
  • 特約の有無(緊急一時帰国費用/生活用動産補償など)
  • 保険料
  • サポート体制

詳しくは「留学保険への加入は必須?費用・相場や選び方もわかりやすく解説」をご覧ください。

7.現地の生活情報の確認

渡航前に現地の生活情報を確認しましょう。

確認すべき生活情報の例

  • 物価
  • 利用できる交通機関
  • 公共交通機関の乗り方
  • 現地の医療機関
  • チップ文化
  • SIMカード・携帯電話の契約方法
  • 現地の生活習慣・食文化
  • 日本の食品を取り扱うお店

これらの情報を確認しておけば、スムーズに現地生活を開始できます。また、セブ留学の体験談などをチェックし、現地で困ったことを把握しておくのもおすすめです。

8.治安情報の確認

現地の治安情報も必須の確認事項です。

セブ市は首都マニラよりも犯罪指数(*)が低く、一般的にフィリピンのなかでは比較的治安が良いと評価されています。

しかし、日本と比べれば治安面の不安もあり、外国人が犯罪に巻き込まれる事例も報告されています。具体的には、ひったくりやスリ、置き引き、美人局などが報告されているようです。

現地生活では、以下のような防犯意識・対策が求められます。

  • 貴重品はできる限り持ち歩かない
  • 目立つ服装は避ける
  • 財布と携帯電話は別々に携行する
  • 荷物は手から離さない
  • 夜間に一人で出歩かない
  • 緊急時の連絡先を備えておく
  • 知らない人を安易に信用しない

具体的な防犯対策や犯罪の傾向は、セブの「安全の手引き」が役立ちます。また、犯罪統計を事前に確認し、最新の情報を備えたうえで渡航しましょう。

* Crime Index by City 2025

セブ留学で必要な持ち物

パスポートや語学学校関連の書類以外にも、セブ留学では以下のような持ち物を用意しましょう。

  • 現金
  • クレジットカード
  • スマートフォン
  • 充電器
  • 変圧器
  • 常備薬
  • 化粧品
  • パーソナルケア(シャンプー/洗顔料/生理用品など)
  • 衣類
  • 雨具(雨季に留学する場合)
  • 虫よけスプレー

雨季(6~11月)に留学する場合は、急なスコールが頻繁に発生します。折りたたみ傘やカッパなど、急な天候の変化に対応できる用意をしましょう。また、虫よけは現地でも購入できますが、肌が弱い場合やベタつきが気になる場合は、日本製の商品を持参するのがおすすめです。

加えて、現地では購入できないインスタント食品やパーソナルケア商品なども、こだわりがある場合は持参しましょう。現地で購入できる商品を事前に調べておけば、必要最小限の荷物にまとめられるはずです。

まとめ

セブの語学学校はマンツーマンレッスンが中心であり、授業が1日7~9コマ開講されるため、徹底的に英語力を伸ばせる環境です。さらに、美しいリゾートや豊富な観光地など、リフレッシュ目的で留学したい方にもピッタリな地域です。日本人や日本企業が運営する語学学校が多く、ビザは事前に申請する必要がないため、初めての留学でも安心して渡航できるでしょう。

セブ留学で後悔しないためには、目的を明確にし、入念な事前準備を行うことが欠かせません。自分にピッタリの語学学校や留学プランを選択できれば、語学力の向上や海外生活でのリフレッシュなど、実りのある留学生活を送れるでしょう。

留学を個人手配できる「warple」なら、費用を抑えて柔軟な留学プランを立てられ、語学学校の手配を含む事前準備をオンラインで完結できます。気になる語学学校を見つけたら、資料請求や問い合わせを活用して情報収集を進めてみましょう。

セブ島の語学学校一覧はこちら>>
セブ島留学についてもっと知りたい方はこちら>>

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