カナダ留学費用|人気5都市・期間別の費用内訳を徹底解説

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warple編集部

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カナダは日本人留学生に人気の留学先です。
海外留学協議会(JAOS)が2023年に実施した調査(*)では、日本からの留学生数が最も多いのがカナダでした。

そこで、本記事では、トロント、バンクーバー、モントリオール、オタワ、ハリファックスの5都市を例に、1、3、6、12ヶ月の期間別に費用を詳しく紹介します。さらに、留学費用を抑える方法もお伝えするので、カナダ留学を考えている方は最後までご覧ください。
* 海外留学協議会(JAOS)による日本人留学生数調査(2023年度)

カナダ留学の費用

カナダ留学で人気の5都市(トロント、バンクーバー、モントリオール、オタワ、ハリファックス)の留学費用を期間別で比較します。

カナダ留学費用の総額

期間トロントバンクーバーモントリオールオタワハリファックス
1ヶ月541,065~678,995円485,916~698,246円488,574~612,394円429,140~585,030円518,602~722,622円
3ヶ月1,343,298~1,481,228円1,173,602~1,385,932円1,169,158~1,292,978円1,014,269~1,170,159円1,122,834~1,326,854円
6ヶ月2,495,893~2,633,823円2,140,503~2,352,833円2,143,386~2,267,206円1,863,296~2,019,186円2,050,460~2,254,480円
12ヶ月4,779,616~4,917,546円4,066,492~4,278,822円4,017,433~4,141,253円5,511,479~5,667,369円3,903,805~4,107,825円
*1カナダドルあたり110.99円(2024/7/26時点のレート)で換算

為替レートや物価変動によって費用は変わるので、最新情報は語学学校などに確認しましょう。

トロントの費用内訳

トロントは多くの語学学校があり選択肢が豊富。大都市ならではの利便性があり、公共交通機関も発達しています。トロントの語学学校Upper Madison College Toronto(一般英語コース・週28レッスン)を例に留学費用を解説します。

費用内訳1ヶ月3ヶ月6ヶ月12ヶ月
校納金(入学金・授業料)197,015円538,878円1,025,588円1,985,356円
滞在費(食費・宿泊費)*1205,340円560,522円1,093,295円2,158,840円
渡航費(片道)*299,860~237,790円
ビザ申請費 *3776円776円776円26.082円
保険費 *413,990円71,010円131,870円220,470円
生活費(交通費・通信費)*524,084円72,252円144,504円289,008円
総額541,065~678,995円1,343,298~1,481,228円2,495,893~2,633,823円4,779,616~4,917,546円
*1カナダドルあたり110.99円(2024/7/26時点のレート)で換算
*1 ホームステイ(1人部屋・3食付き)
*2 Trip.comで2024/9/1出発で検索した場合(片道・東京成田空港~トロント空港)
*3 6ヶ月未満の場合にはビザ取得不要、その代わりに電子渡航認証(eTA)7カナダドルが必要。6ヶ月以上の留学の場合、学生ビザが必要。申請料は150カナダドル、生体認証登録料85カナダドルが必要。
*4 東京海上日動「海外旅行保険・留学保険(海外旅行保険・留学生プラン)」31日未満・エコノミープラン、32日以上N2プラン
*5 NUMBEO カナダ トロント の平均生活費 (通信費 61.13カナダドル、交通費 月間パス 156カナダドル)1ヶ月分から起算。生活費には、日用品購入費や交際費、その他の雑費は含まれていない

バンクーバーの費用内訳

バンクーバーは、海と山に囲まれた美しい自然環境が魅力。東京や大阪からの直行便もあり、アクセスが良好な留学先です。バンクーバーの語学学校SELC(一般英語コース・週18レッスン)を例に留学費用を解説します。

費用内訳1ヶ月3ヶ月6ヶ月12ヶ月
校納金(入学金・授業料)200,900円538,323円1,004,499円1,936,852円
滞在費(食費・宿泊費)*1163,162円411,789円784,730円1,530,612円
渡航費(片道)*284,780~297,110円
ビザ申請費 *3776円776円776円26.082円
保険費 *313,990円71,010円131,870円220,470円
生活費(交通費・通信費)*422,308円66,924円133,848円267,696円
総額485,916~698,246円1,173,602~1,385,932円2,140,503~2,352,833円4,066,492~4,278,822円
*1カナダドルあたり110.99円(2024/7/26時点のレート)で換算
*1 ホームステイ(1人部屋・3食付き)
*2 Trip.comで2024/9/1出発で検索した場合(片道・東京成田空港~バンクーバー空港)
*3 6ヶ月未満の場合にはビザ取得不要、その代わりに電子渡航認証(eTA)7カナダドルが必要。6ヶ月以上の留学の場合、学生ビザが必要。申請料は150カナダドル、生体認証登録料85カナダドルが必要。
*4 東京海上日動「海外旅行保険・留学保険(海外旅行保険・留学生プラン)」31日未満・エコノミープラン、32日以上N2プラン
*5 NUMBEO カナダ バンクーバー の平均生活費 (通信費 61.45カナダドル、交通費 月間パス 140カナダドル)1ヶ月分から起算。生活費には、日用品購入費や交際費、その他の雑費は含まれていない

モントリオールの費用内訳

モントリオールの公用語は英語とフランス語。北米でありながらも、ヨーロッパの雰囲気を感じられる町並みが特徴です。モントリオールの語学学校ATPAL Languages(一般英語コース・週30レッスン)を例に留学費用を解説します。

費用内訳1ヶ月3ヶ月6ヶ月12ヶ月
校納金(入学金・授業料)188,357円485,378円908,932円1,689,444円
滞在費(食費・宿泊費)*1168,712円461,737円901,274円1,780,349円
渡航費(片道)*299,980~223,800円
ビザ申請費 *3776円776円776円26,082円
保険費 *313,990円71,010円131,870円220,470円
生活費(交通費・通信費)*416,759円50,277円100,554円201,108円
総額488,574~612,394円1,169,158~1,292,978円2,143,386~2,267,206円4,017,433~4,141,253円
*1カナダドルあたり110.99円(2024/7/26時点のレート)で換算
*1 ホームステイ(1人部屋・3食付き)
*2 Trip.comで2024/9/1出発で検索した場合(片道・東京成田空港~モントリオール空港)
*3 6ヶ月未満の場合にはビザ取得不要、その代わりに電子渡航認証(eTA)7カナダドルが必要。6ヶ月以上の留学の場合、学生ビザが必要。申請料は150カナダドル、生体認証登録料85カナダドルが必要。
*4 東京海上日動「海外旅行保険・留学保険(海外旅行保険・留学生プラン)」31日未満・エコノミープラン、32日以上N2プラン
*5 NUMBEO カナダ モントリオール の平均生活費 (通信費 54.04カナダドル、交通費 月間パス 97カナダドル)1ヶ月分から起算。生活費には、日用品購入費や交際費、その他の雑費は含まれていない

オタワの費用内訳

オタワはカナダの首都で治安が良い都市です。オタワの語学学校Canadian Language Learning College(一般英語コース・週20レッスン)を例に留学費用を解説します。

費用内訳1ヶ月3ヶ月6ヶ月12ヶ月
校納金(入学金・授業料)134,526円355,626円683,281円3,296,532円
滞在費(食費・宿泊費)*1155,947円422,334円821,913円1,621,073円
渡航費(片道)*2103,590~259,480円
ビザ申請費 *3776円776円776円26.082円
保険費 *313,990円71,010円131,870円220,470円
生活費(交通費・通信費)*420,311円60,933円121,866円243,732円
総額429,140~585,030円1,014,269~1,170,159円1,863,296~2,019,186円5,511,479~5,667,369円
*1カナダドルあたり110.99円(2024/7/26時点のレート)で換算
*1 ホームステイ(1人部屋・3食付き)
*2 Trip.comで2024/9/1出発で検索した場合(片道・東京成田空港~オタワ空港)
*3 6ヶ月未満の場合にはビザ取得不要、その代わりに電子渡航認証(eTA)7カナダドルが必要。6ヶ月以上の留学の場合、学生ビザが必要。申請料は150カナダドル、生体認証登録料85カナダドルが必要。
*4 東京海上日動「海外旅行保険・留学保険(海外旅行保険・留学生プラン)」31日未満・エコノミープラン、32日以上N2プラン
*5 NUMBEO カナダ オタワ の平均生活費 (通信費 54.56カナダドル、交通費 月間パス128.62カナダドル)1ヶ月分から起算。生活費には、日用品購入費や交際費、その他の雑費は含まれていない

ハリファックスの費用内訳

ハリファックスは、カナダ東海岸のノバスコシア州にある港町。日本からの直行便はありませんが、トロントやモントリオールなどを経由してアクセスが可能です。ハリファックスの語学学校Oxford International Halifax(一般英語コース・週30レッスン)を例に留学費用を解説します。

費用内訳1ヶ月(*1)3ヶ月6ヶ月12ヶ月
校納金(入学金・授業料)232,977円494,946円933,684円1,817,555円
滞在費(食費・宿泊費)*2152,500円402,005円776,264円1,524,780円
渡航費(往復)*3100,490~304,510円
ビザ申請費 *4776円776円776円26,082円
保険費 *513,990円71,010円131,870円220,470円
生活費(交通費・通信費)*617,869円53,607円107,376円214,428円
総額518,602~722,622円1,122,834~1,326,854円2,050,460~2,254,480円3,903,805~4,107,825円
*1カナダドルあたり110.99円(2024/7/26時点のレート)で換算
*1 最低受講期間5週間からの価格
*2 ホームステイ(1日3食)週当たり281カナダドル、手配料 250カナダドル
*3 Trip.comで2024/9/1出発で検索した場合(片道・東京成田空港~ハリファックス空港)
*4 6ヶ月未満の場合にはビザ取得不要、その代わりに電子渡航認証(eTA)7カナダドルが必要。6ヶ月以上の留学の場合、学生ビザが必要。申請料は150カナダドル、生体認証登録料85カナダドルが必要。
*5 東京海上日動「海外旅行保険・留学保険(海外旅行保険・留学生プラン)」31日未満・エコノミープラン、32日以上N2プラン
*6 NUMBEO カナダ ハリファックス の平均生活費 (通信費 79.18カナダドル、交通費 月間パス 82.50カナダドル)1ヶ月分から起算。生活費には、日用品購入費や交際費、その他の雑費は含まれていない

カナダ留学費用の節約法7選

カナダ留学の費用は、工夫次第で節約することが可能です。ここでは、具体的な節約方法を7つ解説します。

安価な語学学校を選ぶ

カナダ留学では、様々な割引制度を設けている学校を利用できます。

✓語学学校の割引制度の例

  • 学校独自のキャンペーン割引
  • 受講期間に応じた割引
  • 特定のビザ対象者限定の割引
  • 早期申し込みで授業料割引
  • 授業と宿泊などのパッケージ割引
  • 語学学校と専門学校などのダブルスクール割引
  • オフシーズン割引

多くの語学学校では、需要の高い時期(通常は夏季や秋季)には授業料が高くなる傾向があります。入学時期を検討すれば、費用を抑えることも可能です。複数の学校の見積もりを取得し、留学費用を抑えられる学校を選びましょう。

安く滞在できる方法を探す

滞在費はカナダ留学費用の中でも大きな割合を占めます。以下の選択肢の中から、安く滞在できる方法を探しましょう。

滞在方法メリット
ホームステイ食事代が含まれている場合が多い
ルームシェア家賃や光熱費を分担できる
学生寮大学やカレッジの学生寮は比較的安価

また、都市部よりも郊外の方が家賃が安い傾向があります。多少の不便はありますが、費用を抑えたい方にはおすすめです。

都市平均家賃
トロント277,475円
バンクーバー318,097円
モントリオール210,881円
オタワ221,981円
ハリファックス219,538円
*1カナダドルあたり110.99円(2024/7/26時点のレート)で換算
* NUMBEO 市中心部の1ベッドルームアパート(2024/07/23時点での調査)

渡航費を抑える

航空券は、早めの予約が基本です。航空会社の早期割引やキャンペーンを利用することで、通常よりも安い価格で購入できる可能性があります。また、渡航時期の検討も必要です。航空券の価格は時期によって大きく変動します。

カナダ行きの航空券は、夏期休暇の時期(7~9月)に高騰するので、留学時期をオフシーズンにするだけで、渡航費用を節約できるでしょう。格安航空会社 (LCC) の利用もおすすめです。カナダへの渡航の場合、「ZIPAIR」のようなLCCは、通常の航空会社よりも運賃が安く設定されています。

直行便のエア・カナダを利用した場合の所要時間は8時間50分、渡航費用は293,360円ですが、ZIPAIRなら3分の1以下の価格で抑えることができます。

ZIPAIR所要時間費用
ユナイテッド航空34時間39分(経由2回:ホノルル、デンバー)74,160円
アラスカ航空30時間35分(経由2回:ホノルル、シアトル)85,580円
ウエストジェット12時間5分(ロサンゼルス)98,980円
* Trip.comで2024/9/1〜で検索した場合(片道・東京成田空港~バンクーバー空港)

LCCの利用はお得ですが、預け荷物や機内食が有料の場合があるので、事前に確認しておきましょう。

学生割引を利用する

カナダ留学中に学生割引を受けるには、主に以下の2種類の学生証が利用できます。

  • 学生ビザ
  • ISICカード(国際学生証)

特に、ISICカードは、世界中で利用できる学生証で、カナダでも多くの場所で割引が受けられます。

交通費(*1)バス料金25%割引
飲食費(*2)アルコールを除き、注文時に10%割引
宿泊費(*3)冬季長期予約40%割引、2泊予約20%割引
*1 Greyhound(長距離バス)
*2 Wacky Wings(飲食店)
*3 Eagle Bluff Bed&Breakfast (ホテル)

カナダ全土で食事、旅行、コーヒー、健康・美容製品、音楽、バー、ホテルなど、さまざまな分野で学生割引を受けられます。ISICカードは、身分証明書としても使用でき、パスポートの携帯が不要になる場合があります。
詳しくは、ISICの公式サイトを確認しましょう。

ワーキングホリデー

カナダのワーキングホリデーは、18歳から30歳までの方が1年間滞在しながら働くことができるビザ制度です。カナダでは就労制限がないため様々な職種で働けます。

✓ワーキングホリデーで働ける職種の例

  • レストラン(ホールスタッフ)
  • アパレルショップ店員
  • ネイリスト・美容師
  • キッチンスタッフ
  • ベビーシッター

接客業の場合、チップ(10~20%)をもらえることが多いです。約9ヶ月就労した場合の収入目安は、約103万円(*)。現地で働いて得られる収入が多ければ、実質的に留学費用負担を抑えることができるでしょう。

ただし、ワーキングホリデーはあくまでも留学がメインであることを忘れずに、仕事と勉強のバランスを大切にしましょう。
* 稼働時間:1日6時間×週5日間、税理15%の税金を差し引いた金額
参考:スマ留 カナダワーホリ

co-op留学する

co-op留学はカナダ政府によって正式に認可されている留学プログラムです。実践的なスキルを習得しつつ、収入を得て留学費用の一部を補うことができます。就労可能な時間は以下の通りです。

  • 学習期間中:最大20時間/週
  • インターンシップ中:最大40時間/週

トロントやバンクーバーなどの都市部で働く場合、約15~30万円(*)以上の収入を得られる可能性があります。語学学校によって、様々な職種のco-opプログラムを提供しているため、情報収集しましょう。

カナダco-op留学に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
カナダco-op留学のメリット・デメリット|費用や手続きも解説

*1カナダドルあたり110.99円(2024/7/26時点のレート)で換算

留学エージェント選び

留学エージェントは、学校選びやビザ申請、渡航準備など、留学に関するさまざまなサポートを提供します。手数料や提供するサービスが異なるため、各社の条件を比較することが大切です。

留学エージェント特徴
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留学情報館手数料無料グループ会社を利用する場合は10%ポイント還元
EF提携校への留学サポート手数料無料

手数料無料の留学エージェントも存在しますが、サポート内容や対応の質などを比較検討し、自分に合った会社を選びましょう。学エージェントについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

留学エージェントの選び方6選|選ぶ前にやるべきことも解説
留学エージェントおすすめ15選|特徴や口コミ、サポートを徹底比較

カナダ留学費用を節約するならwarpleで語学学校を探そう

カナダ留学の費用を抑えたいなら、自分に合った語学学校を見つけることが大切です。warpleはオンラインの留学プラットフォーム。カナダの様々な都市の語学学校を検索して、留学プログラムや授業料、滞在費用などを調べられます。最新の割引・キャンペーン情報も定期的に掲載。気になる学校の見積もりを簡単に取得可能です。
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