ニュージーランドへの語学留学費用は? 期間別費用(2週間~1年)を解説

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warple編集部

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ニュージーランドは、安全に留学生活を送るための規範(*)が充実しており、初めての語学留学先としてもおすすめです。

では、ニュージーランドに留学するための費用はいくらかかるのでしょうか。本記事では、ニュージーランドの中で人気の留学先であるオークランド、クライストチャーチの2都市について、2週間から1年までの期間別留学費用を詳しく解説します。
具体的な学校名・プログラムをもとに費用を算出しているので、ニュージーランドの留学費用を正確に知りたい方におすすめです。ニュージーランド留学に関心のある方は、最後までご覧ください。

* ニュージーランド政府「The Tertiary and International Learners Code of Practice」

ニュージーランド留学の費用

ニュージーランド留学で人気の2都市(オークランド、クライストチャーチ)の留学費用を比較します。
留学期間ごとに留学費用を計算するので参考にしてください。

  • 2週間・1・3・6・12ヶ月

まずは、ニュージーランド留学の総費用を比較しましょう。

期間・コースオークランドクライストチャーチ
2週間271,196~296,660円274,635~316,194円
1ヶ月436,513~461,977円434,360~475,919円
3ヶ月1,096,831~1,122,295円1,062,389~1,103,948円
6ヶ月2,115,760~2,140,695円1,954,594~1,995,624円
12ヶ月4,096,713~4,121,648円3,592,549~3,633,579円
*1ニュージーランドドルあたり88.09円(2024/8/12時点のレート)で換算

為替レートや物価変動によって費用は変わるので、最新情報は語学学校などに確認するようにしてください。

オークランドの費用内訳

オークランドの語学学校Zealive Institute of New Zealand(一般英語コース・週5レッスンで週20時間)を例に留学費用を解説します。

費用内訳2週間1ヶ月3ヶ月6ヶ月12ヶ月
校納金(入学金・授業料)96,661円167,370円449,256円872,084円1,717,742円
滞在費(食費・宿泊費)*195,137円163,846円438,685円850,943円1,675,459円
渡航費(片道)*248,920~73,855円
ビザ申請費*34,580~5,109円4,580~5,109円4,580~5,109円33,033円33,033円
保険費 *414,094円28,189円84,566円169,132円338,263円
生活費(交通費・通信費)*511,804円23,608円70,824円141,648円283,296円
総額271,196~296,660円436,513~461,977円1,096,831~1,122,295円2,115,760~2,140,695円4,096,713~4,121,648円
*1ニュージーランドドルあたり88.09円(2024/8/12時点のレート)で換算
*1 ホームステイ(1人部屋・朝夕食付き)
*2 skyscannerで2024/9/1出発で検索した場合(片道・東京成田空港~オークランド空港)
*3 3ヶ月未満の場合にはビザ申請は不要。ただし、ニュージーランド電子渡航認証(NZeTA)の申請が必要。3ヶ月を超える場合は学生ビザ(375ニュージーランドドル)を取得。
*4 語学学校付帯の医療保険費用
*5 NUMBEO オークランドの平均生活費 (通信費 53.89ニュージーランドドル、交通費 月間パス215ニュージーランドドル)1ヶ月分から起算。生活費には、日用品購入費や交際費、その他の雑費は含まれていない

クライストチャーチの費用内訳

クライストチャーチの語学学校LSNZ Christchurch(一般英語コース・90分授業週15レッスン)を例に留学費用を解説します。

費用内訳2週間1ヶ月3ヶ月6ヶ月12ヶ月
校納金(入学金・授業料)110,993円188,511円498,586円879,132円1,640,224円
滞在費(食費・宿泊費)*188,090円149,752円396,402円766,377円1,506,328円
渡航費(片道)*258,250~99,280円
ビザ申請費 *34,580~5,109円4,580~5,109円4,580~5,109円33,033円33,033円
保険費 *47,130円22,080円71,010円150,680円220,470円
生活費(交通費・通信費)*55,592円11,187円33,561円67,122円134,244円
総額274,635~316,194円434,360~475,919円1,062,389~1,103,948円1,954,594~1,995,624円3,592,549~3,633,579円
*1ニュージーランドドルあたり88.09円(2024/8/12時点のレート)で換算
*1 ホームステイ(1人部屋・朝夕食付き)
*2 skyscannerで2024/9/1出発で検索した場合(片道・東京成田空港~クライストチャーチ空港)
*3 3ヶ月未満の場合にはビザ申請は不要。ただし、ニュージーランド電子渡航認証(NZeTA)の申請が必要。3ヶ月を超える場合は学生ビザ(375ニュージーランドドル)を取得。
*4 東京海上日動「海外旅行保険・留学保険(海外旅行保険・留学生プラン)」31日未満・エコノミープラン、32日以上N2プラン
*5 NUMBEO クライストチャーチの平均生活費 (通信費 57.69ニュージーランドドル、交通費 月間パス 69.78ニュージーランドドル)1ヶ月分から起算。生活費には、日用品購入費や交際費、その他の雑費は含まれていない

ニュージーランド留学費用を節約する方法

ここでは、ニュージーランド留学費用を節約する6つの方法を紹介します。

キャンペーン・割引を利用する

各種割引キャンペーンを実施している語学学校を選べば、費用を抑えたニュージーランド留学が可能です。

✓割引キャンペーンの例

  • 早期申し込み割引:一定の期限までに申し込むことで授業料が割引される
  • 長期割引:一定期間以上のコースに申し込むことで授業料が割引される

割引情報は、留学エージェントから得られることが多いです。

留学エージェントキャンペーン内容の例
スマ留留学1週間無料(最大140,000円相当)留学現地サポート料無料(最大59,800円相当)キャンペーン一覧ページはこちら
留学ジャーナル早期予約割引(出発4ヶ月前 10,000円、出発3ヶ月前 5,000円)10週間以上の申し込みで、最大4週間分の授業料が無料
iSS留学ライフ留学手続き費用割引(70,000円割引)長期留学特典(マンツーマン英語レッスン4回分、帰国後キャリアサポート、ビザ申請代行費用無料)

語学学校ごとに入学金免除や一週間分の授業料免除、特定の期間に申し込むことで受けられる割引など、様々なキャンペーンを開催しています。

語学学校や留学エージェントの公式サイトでキャンペーン情報を確認しましょう。

留学先・滞在方法を選ぶ

ニュージーランド留学の滞在費用は、留学先の都市や滞在方法によって大きく異なります。

留学先都市

首都であるウェリントンなどの生活費は比較的高いです。一方、地方都市は物価が安く、留学費用を節約しやすいです。

都市家賃(*)
ウェリントン220,832円
オークランド182,522円
クライストチャーチ196,578円
ハミルトン171,004円
*1ニュージーランドドルあたり88.09円(2024/8/12時点のレート)で換算
* NUMBEOによる市中心部の1ベッドルームアパートの価格

滞在方法

滞在方法を変えることで、ニュージーランド留学費用を節約できる場合があります。

滞在方法特徴
ホームステイ朝夕食2食付きで食費を節約できる可能性がある
学生寮学校の敷地や近隣なので交通費がかからないことが多い
シェアハウス家賃や水道光熱費などをシェアできる自炊で食費を節約可能
バックパッカーズドミトリー形式の宿泊施設なので安価短期滞在や旅行者向け

滞在費は留学費用の中で大きな割合を占めるため、しっかりと計画を立てて、自分に合った滞在方法や都市を選びましょう。

渡航費を節約

ニュージーランド留学費用の中でも、渡航費は節約しやすい部分です。

渡航時期を変えたり、安価な航空会社を選んだりすることで渡航費用を大幅に軽減できます。

渡航時期

クリスマスや夏休みなどの長期休暇と重なるハイシーズン(12~2月、6~8月)は、航空券の価格が高騰する傾向にあります。

一方、オフシーズン(3~5月、9~11月)は航空券の価格が比較的に安くなるため、予算を抑えたい場合は、この時期の渡航を検討しましょう。

早期予約

一般的に、航空券は早期に予約するほど安くなる傾向があります。3ヶ月以上前に予約すると、お得な料金で航空券を購入できる可能性が高まるため、航空会社のサイトを確認しましょう。

また、SkyscannerやGoogle Flightsなどの比較サイトを利用して、お得な航空券を探せます。

格安航空会社(LCC)の利用

ジェットスターなどの格安航空会社(LCC)を利用することで、ニュージーランド行きの航空券の費用を大幅に抑えられます。LCCは不定期で大規模セールを実施することがあります。セール時には往復50,000円以下で航空券を購入できることもあるので、定期的にチェックすることをおすすめします。

生活費を節約

NUMBEOの調査(*)によると、ニュージーランドの生活費は、日本と比べて平均で28.1%高いです。以下の方法で生活費を抑えることができます。

食費

ニュージーランドでの外食費用は日本と同じか、やや高めの価格帯です。

✓ニュージーランドの外食費

  • 食事、安いレストラン 2,202円
  • マクドナルドなど 1,321円
  • カプチーノ 490円
  • 水 297円

現地のスーパーマーケットで食材を購入し、自炊に挑戦してみましょう。週末に開催されるファーマーズマーケットでは、新鮮な野菜や果物がスーパーの半額程度で購入できることもあります。

*1ニュージーランドドルあたり88.09円(2024/8/12時点のレート)で換算
* NUMBEOによるニュージーランドの生活費

交通費

バス、電車、フェリーなどで使用できるチャージ式のICカード(AT HOPカード)を使うことで、現金払いよりも安く公共交通機関を利用できます。16週間以上の学生は、学生証を持参してカスタマーサービスセンターで申請することで、割引料金が適用される可能性があるので、問い合わせてみましょう。

クライストチャーチ市内および周辺地域で運行されている公共交通機関では、学生割引運賃が適用(*)されます。

標準割引料金
バス352円88円
フェリー528円176円
* ニュージーランド metro費用
*1ニュージーランドドルあたり88.09円(2024/8/12時点のレート)で換算

地域や交通機関によって割引率や適用条件が異なる場合があるので、事前に確認してください。

娯楽費

ニュージーランドでは、お金をかけずに楽しめる場所が多いです。無料スポットを活用すれば、留学中の娯楽費を抑えながら、ニュージーランドの自然や文化を満喫できるでしょう。

都市名無料の娯楽場所
オークランドオークランド・ドメイン(公園)、マウント・イーデン(火山)、ミッション・ベイ(ビーチ)、オークランド・アート・ギャラリーなど
クライストチャーチハグレー公園、クライストチャーチ植物園、ニューブライトンビーチ、カンタベリー博物館

季節によってイベントが変わることもあるので、現地の情報をチェックすることをおすすめします。

学生ビザでアルバイトする

ニュージーランドでは、学生ビザを持っていれば週20時間まで就労可能。学校が休みの期間は週30時間以上働くことができます。

✓学生ビザの取得条件

  • 週20時間以上の授業
  • 3ヶ月以上の留学期間
  • ニュージーランド資格認定機関(NZQA)認定校

留学生の最低賃金は、約2,039円(*1)です。

月収
週20時間40,780円
週30時間61,170円
*1ニュージーランドドルあたり88.09円(2024/8/12時点のレート)で換算
*1 ニュージーランド最低賃金 (2024/4/1以降、時給23.15ニュージーランドドル)

留学生は、店員、家庭教師、清掃員、ウェイトレス、図書館アシスタント、ペットシッター、ベビーシッターなどのアルバイトが可能です。留学中にアルバイトで得た収入には税金がかかります。詳しい情報は、ニュージーランド税務局のウェブサイトで確認してください。

ワーキングホリデー

ワーキングホリデービザを取得してニュージーランド留学する際には、最長1年間滞在して、働いたり、最長6ヶ月語学学校に通ったりできます。9ヶ月のワーキングホリデー中に1日6時間、週5日働いた場合の給与例(*1)は以下の通りです。

  • 給料:1,490,000円
  • 税金:260,000円

ワーキングホリデービザには、就労制限がなく、同じ雇い主のもとで長期間働くことも可能です。

✓ワーキングホリデービザで就労可能な職種の例

  • フルーツピッキング、農場スタッフ、カフェ・レストランスタッフ、ツアーガイド、ホテルスタッフ、建設業、スキー場スタッフ(冬季限定)

英語力や経験によってはより高い時給を得られる可能性があります。また、出来高制の農場スタッフや、宿泊施設付きのスキー場スタッフなど、実質的に収入を増やせる職種も存在しています。

ニュージーランドへのワーキングホリデー留学について、知りたい方は以下の記事もご覧ください。

ニュージーランドのワーキングホリデー|ビザや費用、年齢制限など
*1 参考:スマ留 ニュージーランドワーキングホリデー

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