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warple編集部
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アイルランド留学の費用は、1ヶ月で「646,035〜692,260円」、1年で「5,241,451〜5,289,349円」が目安です。
ただし、現地での過ごし方や語学学校によっても留学費用は変動します。
そこで本記事では、アイルランド留学の費用について以下の内容を解説します。
- 留学費用の目安・内訳
- 留学費用の節約方法
「アイルランド留学の費用はどのくらいか」や「費用を抑えるためには何をすべきか」が理解できるため、最後までご覧ください。
アイルランド留学の費用の目安・内訳
アイルランド留学の期間別の費用目安は以下の通りです。
費用内訳(*1) | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 |
パスポート申請費用 | 0~16,000円 | 0~16,000円 | 0~16,000円 | 0~16,000円 |
ビザ申請費用(*2) | 0円 | 0円 | 57,701~64,112円 | 57,701~64,112円 |
渡航費(*3) | 139,836~170,061円 | 149,196~171,374円 | 145,098~175,960円 | 138,523~164,010円 |
授業料等(*4) | 237,214円 | 541,746円 | 984,119円 | 1,901,722円 |
滞在費(*5) | 163,486円 | 490,457円 | 980,914円 | 1,961,827円 |
現地での生活費 | 75,489円 | 226,467円 | 452,934円 | 905,868円 |
留学保険の保険料(*6) | 30,010円 | 63,340円 | 143,180円 | 275,810円 |
留学エージェント費用 | 留学エージェントによって異なる | |||
合計 | 646,035~692,260円 | 1,471,206~1,509,384円 | 2,763,946~2,817,219円 | 5,241,451~5,289,349円 |
*2 滞在許可の登録費用(€300)を含む
*3 Trip.com(2024/8/10時点の料金)における7~3月の最安値の平均を基準に算出
*4 CESダブリン校(Standard General English)の例(授業料+入校金+教材費+銀行手数料+IELTS受験料)
*5 CESダブリン校の学生寮(シェアルーム)の例
*6 AGI損保 留学保険の例
ただし、現地での過ごし方や滞在先、語学学校によっても費用は変動します。
ここから、各費用の詳細や確認すべきポイントを解説します。
パスポート申請費用
パスポートを所持していない場合は、発行手続きが必要です。
有効期間 | 手数料 |
10年間 | 16,000円 |
5年間 | 11,000円 |
18歳未満の場合は、有効期間5年のみ申請できます。一方、18歳以上の方は、有効期間5年・10年のどちらでも申請可能です。
今後の留学や旅行の計画に合わせて申請しましょう。
ビザ申請費用
3ヶ月未満のアイルランド留学の場合、日本人はビザの取得が免除されます。一方、留学期間が3ヶ月以上の方は学生ビザの取得が必要です。
学生ビザの種類は以下の2つに分けられます。
ビザの種類 | 申請費用 |
シングルエントリー | 9,617円(€60) |
マルチエントリー | 16,028円(€100) |
シングルエントリーとは、アイルランドへの入国が一度だけ許可されるビザです。一方、マルチエントリーとは、有効期間中であれば何度でも出入国できるビザを指します。留学中に帰国する可能性がある場合は、マルチエントリービザを選択しましょう。
また、アイルランドに3ヶ月以上滞在する場合は滞在許可の登録も必要です。滞在許可の登録では、48,084円(€300)を要します。
渡航費
アイルランド留学の渡航費(東京からダブリン)の目安は138,523〜175,960円です。Trip.comにおける各月の最安値の平均値(2024年8月10日時点)から算出しました。
2024年8月から2025年3月における各月の最安値の平均を紹介します。
往路 | 復路 | |
8月 | 97,904円 | 81,556円 |
9月 | 72,421円 | 72,157円 |
10月 | 66,366円 | 77,777円 |
11月 | 71,140円 | 73,470円 |
12月 | 70,642円 | 86,627円 |
1月 | 77,383円 | 87,279円 |
2月 | 72,648円 | 78,056円 |
3月 | 72,941円 | 83,990円 |
ただし、各日の最安値を基準としているため、渡航日や時間にこだわる場合は航空券の取得費が高額になる可能性があるので要注意です。
航空券の手配方法や種類については「留学の航空券の手配は簡単!購入方法・種類をわかりやすく解説」で解説しています。
入校金・授業料等
CESダブリン校の「Standard General English」を例に挙げると、語学学校に支払う費用の目安は以下の通りです。
1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | |
授業料 | 214,775円(€335/週) | 519,307円(€270/週) | 961,680円(€250/週) | 1,846,426円(€240/週) |
入校金 | 13,624円(€85) | |||
教材費 | 4,007円(€25) | |||
銀行手数料 | 4,808円(€30) | |||
IELTS受験料 | – | 32,857円(€205) | ||
合計 | 237,214円(€1480) | 541,746円(€3380) | 984,119円(€6140) | 1,901,722円(€11865) |
アイルランドに25週間以上留学する場合、原則としてコースの終了前に英語能力試験の受験が必要です。今回はIELTSを受験すると仮定して費用を算出しています。
ただし、コースの内容によって授業料は異なります。また、マンツーマンレッスンの活用やアクティビティへの参加によって追加費用がかかるため注意してください。
滞在費
CESダブリン校の学生寮(シェアルーム)を例に挙げると、滞在費は週40,871円(€255)です。主な滞在方法と月の費用の目安を紹介します。
滞在方法 | 費用目安/月 |
学生寮(シェアルーム) | 163,486円(€1020) |
学生寮(シングルルーム) | 185,925円(€1160) |
ホームステイ | 173,102円(€1080) |
賃貸 | 122,133円(€762) |
学生寮とホームステイの費用は、CESダブリン校で提供されているプランの一例です。部屋のタイプや各語学学校によって変動します。また、クリスマス前後などの特定時期は滞在費が高額になる場合がある点に留意してください。
一方で、賃貸の費用はダブリン工科大学から発表されている学生の生活費ガイドを参考にしています。留学直後は学生寮やホームステイで生活し、生活に慣れてきた段階で賃貸へ移行する方が多いです。
現地での生活費
アイルランド(ダブリン)における生活費の目安・内訳を紹介します。
生活費の内訳 | 費用/月 |
食費 | 35,101円(€219) |
衣類・医療費用 | 6,251円(€39) |
通信費 | 2,403円(€14.99) |
旅費 | 7,693円(€48) |
書籍(授業教材を含む) | 11,059円(€69) |
交際費等 | 12,982円(€81) |
合計 | 75,489円(€470.99) |
ただし、現地での生活費は、食生活や休日の過ごし方などによって変動します。外食中心の食生活や、頻繁な観光などをしていると生活費が高額になるので要注意です。
留学保険の保険料
留学保険とは、留学中の医療費などを補償する保険です。3ヶ月以上のアイルランド留学では、留学保険への加入が必須です。学生ビザ申請時に保険加入の証明書を求められます。
また、3ヶ月未満の留学であっても、アイルランドでは日本の医療保険制度を利用できないため、基本的には加入がおすすめです。AGI損保の留学保険を例に挙げて、費用の目安を紹介します。
留学期間 | 保険料(プラン名) |
1ヶ月 | 30,010円(9T4) |
3ヶ月 | 63,340円(8P3) |
6ヶ月 | 143,180円(TP3) |
1年 | 275,810円(TP3) |
ただし、留学保険の保険料は補償の範囲や金額、特約によって変動します。
留学保険については「留学保険への加入は必須?費用・相場や選び方もわかりやすく解説」で詳しく解説しているので、ご覧ください。
留学エージェント費用
留学エージェントを利用して留学する場合は、手数料の支払いが必要です。手数料の金額はオプションの内容やサポート範囲などによって異なります。
また、手数料無料を強みとしている留学エージェントもありますが、学費などに費用が上乗せされている可能性があるため要注意です。
表面上の手数料だけでなく、総合的な費用を確認してエージェントの要否を判断しましょう。
一方で、個人手配で留学する場合は留学エージェント費用がかかりません。留学エージェントの費用については「留学エージェント費用は高い?その理由と費用を抑える方法について解説」で詳しく解説しています。
アイルランド留学の費用を抑える7つの方法
留学費用は、現地での過ごし方や留学の形態を工夫することで節約できます。ここでは、アイルランド留学の費用を抑える方法を7つ解説します。
留学期間を短縮する
留学期間を短縮することで授業料や滞在費などを節約できます。ただし「期間を短縮しても留学の目的を達成できるか」を必ず判断しましょう。中には「短期留学は意味がない?」と不安になる方もいますが、目的意識が明確なら十分に有意義な留学生活を送れます。
短期留学については「短期留学の費用・魅力は?注意点や準備、人気の国も紹介」で詳しく解説しています。
語学学校やコースを変更する
語学学校やコースを変更して留学費用を節約する方法もあります。語学学校には複数のコースが用意されており、以下のような要素で費用が変動します。
- 週の授業数
- 授業の内容
- オプション(プライベートレッスンの有無)
学びたいことを明確化して、目的を達成できるコースを選びましょう。また「安い語学学校は質が低いのでは?」と疑問に思う方もいるはずです。
ただ「安い語学学校=質が低い」とは限りません。語学学校の費用が安い理由には以下のようなものがあります。
- 立地
- 建物・設備
- 授業の形態
- アクティビティ
妥協点を見つけられれば、費用を抑えつつ自分に合った語学学校を見つけられるでしょう。
費用の安い語学学校については「安い語学学校を探すポイントとは|注意点や留学費用が安価な国も紹介」で詳しく解説しています。
アルバイトを行う
アイルランドは以下のような要件を満たせば学生ビザでもアルバイトが可能です。
- アイルランド政府公認の語学学校に通う
- フルタイム(週15時間以上)で就学する
- 25週間以上のコースに登録する
就労時間は原則として週20時間までですが、6〜9月と12月15日〜1月15日の期間は週40時間まで働けます。アルバイトで収入を得られれば、現地での生活費に充てられます。また、アルバイトを通じて実践的な英語に触れられるので、語学力も向上するでしょう。
物価の安い都市を選択する
アイルランドには留学に適した都市が複数あります。首都である「ダブリン」は留学先として人気ですが、アイルランド内では物価が高めです。一方で「コーク」や「ゴールウェイ」は、ダブリンと比較して比較的物価が落ち着いています。
参考として、ダブリンとコークの生活費+家賃指数を紹介します。
都市 | 生活費+家賃指数 |
ダブリン | 61.3 |
コーク | 54.9 |
留学先としてコークを選べば、ダブリンに留学するよりも生活費と家賃を10%強抑えられる計算です。留学先の都市が決まっていない場合は、それぞれの物価や家賃にも目を向けましょう。
現地での生活費を抑える
現地での生活費も本人次第で節約しやすいポイントです。
✓現地での生活費を抑える方法の例
- 自炊する
- 日本から消耗品を持ち込む
- リープカードを使って移動する
- 無料のイベントを楽しむ
リープカードとは、アイルランドの交通系ICカードです。リープカードを利用すれば、都度チケットを購入するよりも安価に電車やバスを利用できます。ただ、現地での生活費を抑えることばかりを考えると、せっかくの留学生活を楽しめない原因となります。
日本では経験できないことも多いので、メリハリを持ったお金の使い方をしましょう。
生活に慣れたらシェアハウスに切り替える
アイルランドでの生活に慣れてきたら、シェアハウスに切り替えることがおすすめです。語学学校の学生寮に入ると、月額€1,000(160,280円)を超えることもあります。
一方で、シェアハウスを選べば、月額€700(112,196円)未満の物件も数多く見つかります。実際に、最初は学生寮もしくはホームステイを選び、途中からシェアハウスに切り替える方は多いです。水道光熱費の支払いは必要ですが、学生寮やホームステイよりも費用を節約できるでしょう。
留学を個人手配する
留学を個人手配することで、留学エージェント費用が発生しません。また、幅広い選択肢の中から柔軟に留学の計画を立てられる点も個人手配の魅力です。
一方で、留学準備や現地サポートは受けられないため注意しましょう。以下のような方は個人手配がおすすめです。
- 留学費用を抑えたい
- 自分に合った留学プランを立てたい
- 現地サポートを必要としない
「個人手配は難しそう」と考える方もいますが、留学先や期間、時期などが明確であれば決して難しくはありません。
詳しくは「留学は個人手配できる!留学までの流れと注意点を解説」で解説しているため、ご覧ください。
まとめ
今回はアイルランド留学の費用相場や内訳、節約方法を解説しました。
語学学校や滞在方法などにもよりますが、アイルランド留学では1ヶ月で「646,035〜692,260円」、1年で「5,241,451〜5,289,349円」程度の費用がかかります。費用は留学先選びや計画の策定に影響する要素なので、目安や節約できる要素を把握しましょう。
そして、費用の節約方法でおすすめするのが、留学の個人手配です。個人手配であれば、留学エージェントに支払う費用を節約でき、柔軟な留学プランを立てられます。
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