フィリピン留学はおすすめしないと言われる8つの理由|向いている人の特徴は?

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warple編集部

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「フィリピン留学はおすすめしないって本当?」

このように考えていませんか。

フィリピンは費用を抑えて留学でき、効率的に英語力を伸ばせる点が魅力です。

しかし「フィリピン留学はおすすめしない」という意見もあります。

そこで本記事では、フィリピン留学について以下の内容を解説します。

  • おすすめしないと言われる理由
  • フィリピン留学の魅力
  • おすすめの人・おすすめしない人の特徴
  • フィリピン以外でおすすめの留学先

「フィリピン留学は自分に合っているか」や「他に候補となる留学先はあるか」が理解できるため、最後までご覧ください。

フィリピン留学はおすすめしないと言われる8つの理由

「フィリピン留学はおすすめしない」という意見があります。

もちろん、どんな人にも合う留学先はありませんので「誰でも充実した留学体験ができる」とは言えません。

しかし、「おすすめしない」という意見だけを聞いて選択肢から取り除くのはもったいないです。

そこで、おすすめしないと言われる理由を把握しましょう。

そのうえで、あなたに合っているかどうかを考えてみてください。

ここでは、「フィリピン留学はおすすめしない」と言われる8つの理由を解説します。

英語に独特のなまりがある

フィリピンで話される英語には、独特のなまりがあります。

フィリピンの母国語である「タガログ語」の影響を受けているからです。

語学学校で学ぶ英語は比較的なまりが少ないでしょうが、外出時に触れる英語には癖がある可能性があります。

このため、フィリピン留学はおすすめしないと考える人がいるのです。

カリキュラムがハード

フィリピンには、厳しいカリキュラムの語学学校が多いです。

フィリピンの語学学校「CPILS」のGeneral ESL Plusコースを例に挙げると、授業は1日7〜9コマ実施されます

また少人数・マンツーマン授業が基本なので、集中力を要し、英語を話す量も多いです。

ハードなカリキュラムにより、心身の負担になる可能性があるでしょう。

遊びや現地生活を重視したい場合、フィリピン留学が合わない可能性があります。

アジア圏の留学生が多い

フィリピンの語学学校はアジア圏の留学生が多いです。

語学学校「CPILS」の国籍比率を例に挙げます。

国籍割合
日本25%
韓国25%
台湾20%
ベトナム15%
中国10%
その他(ロシア/ベルギー/フランス など)5%
出典:よくある質問Q&A | 【公式】CPILSはサンホセ大学のESLセンター。結果に自信!

ヨーロッパ圏やアメリカ圏の留学生が多い環境で学びたい場合、フィリピン留学は合わない可能性があります。

プライベートの自由が少ない

フィリピンの語学学校は寮生活が基本です。

集団生活が苦手な場合、ストレスの原因となる可能性があります。

また、以下のような規則を定めている寮も多いです。

  • 門限あり
  • 平日の外出・外泊禁止
  • 出入り禁止の施設・地域あり

授業後に外出して現地でたくさん遊びたいといった場合、フィリピン留学が合わない可能性があります。

日本よりも治安が悪い

フィリピンは日本よりも治安が悪いため要注意です。

ある調査による犯罪指数(*1)を比較すると、日本が22.6(9位)でフィリピンは42.8(61位)です。

犯罪指数が20〜40の国は「低い」、40〜60の国は「中程度」と評価されます。

また、外務省の「安全対策基礎データ(*2)」によれば、フィリピンの強盗の発生件数は日本の約4倍、殺人は約6倍、不同意性交は約5倍です。

さらに、スリやひったくり、物乞いなども発生しています。

他の留学先と比較して極端に治安が悪いとは言えませんが、念入りな安全・防犯対策は必須です。

*1 Crime Index by Country 2024
*2 フィリピン 安全対策基礎データ

日本より衛生環境が悪い

日本より衛生環境が悪い点も、フィリピン留学はおすすめしないと言われる理由です。

外務省の「世界の医療事情(*)」によれば、マニラ首都圏は排気ガスによる大気汚染がひどく、年間を通じて呼吸器系の疾患が多いです。

また、かかりやすい病気として食中毒が挙げられています。

水道水は飲用に適しておらず、屋台や路地の飲食物も衛生上問題があるようです。

他にも、虫の多さを気にする意見もあるため、生活上の注意点の確認や虫よけ対策は必須です。

* 世界の医療事情 フィリピン

食事が口に合わない可能性がある

フィリピンでの食事が口に合わないという意見もあります。

フィリピンの語学学校は食事つきが基本なので、口に合わなくても留学期間中は食べる必要があります。

中にはストレスを感じる方もいるでしょう。

現地の食事内容が気になる方は、語学学校のホームページに掲載されている写真などを確認しましょう。

また、日本のインスタント食品などの持込みや現地調達も有力です。

通信環境が遅いと感じる可能性がある

フィリピンの語学学校にはWi-Fiが用意されていますが、通信速度が遅いという意見もあります。

また、日本のモバイル通信速度(下り)の中央値は45.17Mbp(65位)、フィリピンは32.12Mbp(83位)というデータ(*)もあります。

留学先や郊外や山間部だとさらに遅くなる可能性があるため要注意です。

通信速度が遅いと、ビデオ通話や動画視聴が快適にできない可能性があります。

気になる方はポケットWi-Fiなどの準備を検討しましょう。

* Speedtest Global Index – Internet Speed around the world – Speedtest Global Index

フィリピン留学の魅力4選

フィリピン留学はおすすめしないと言われる複数の理由がありますが、フィリピン留学ならではの魅力もあります。

ここでは、フィリピン留学の魅力を4つ解説します。

英語力を伸ばしやすい環境

フィリピンの語学学校は英語力を伸ばしやすい環境です。

上述した通り、少人数・マンツーマン制が基本で、授業数も多いためです。

英語に触れられる時間が長いので、短期間でも語学力の向上を目指せます。

また、語学学校が1日のスケジュールを完全に決める学校もあります

英語習得の目的を必ず達成させたいと考える方にピッタリです。

費用を抑えて留学できる

費用を抑えて留学できる点もフィリピンの魅力です。

英語を学べる人気の留学先の生活費指数を比較します。

国(地域)生活費指数
アメリカ(ニューヨーク州)100
イギリス(ロンドン)80.1
オーストラリア(シドニー)75.9
カナダ(バンクーバー)74.4
日本(東京)57.4
フィリピン(マニラ)37.5
出典:Cost of Living Index by City 2024

滞在中の生活費を抑えられます。

また、物価が安い分、語学学校の費用も安価な傾向にあります。

セブ島の「SMEAG GLOBAL EDUCATION(一般英会話コース)」を例に挙げると、1ヶ月あたり203,000〜243,000円で入校できます。

物理的な距離が近いため渡航費も安価で、1ヶ月あたり総額311,241〜407,551円程度で留学が可能です。

費用を抑えて留学したい方にとって有力な選択肢となります。

フィリピン留学の費用の詳細については「フィリピン留学費用の目安は?期間別の内訳と5つの節約法を解説」で解説しています。

観光地やリゾート地を楽しめる

フィリピンには、以下のような観光地・リゾート地があります。

  • イントラムロス
  • リサール公園
  • ホワイトビーチ
  • エルニド
  • カワサンフォール 
参考:カワサンフォール

また「アイランドホッピング」や「サンセットセーリング」などのアクティビティも豊富です。

フィリピンの語学学校には生活を送るうえでの規則がありますが、基本的に休日は自由です。

観光やアクティビティを体験できれば、勉強のリフレッシュや留学中の思い出になるでしょう。

明るくてフレンドリーな国民性

フィリピン人は明るくてフレンドリーな国民性と言われています。

語学学校の講師が明るくてフレンドリーな性格なら、コミュニケーションが取りやすいはずです。

また、外出時もお店のスタッフが友好的なら積極的に英語を話そうと思えます。

たくさん英語を話す機会があれば、英語力の向上に繋がります。

フィリピン留学がおすすめの人・おすすめしない人の特徴

フィリピン留学には、おすすめしないと言われる理由や、ならではの魅力があります。

そのため、目的や重視したい要素によって、向き・不向きがある点に要注意です。

ここでは、フィリピン留学がおすすめの人・おすすめしない人の特徴を解説します。

フィリピン留学がおすすめの人の特徴

以下のような方はフィリピン留学に向いている可能性が高いです。

  • 費用を抑えて留学したい
  • 短期集中で英語を学びたい
  • 日本人留学生が多い環境を希望している
  • 宿泊先や食事を管理してもらいたい
  • 豊富な観光地やアクティビティを楽しみたい
  • 2ヶ国留学をしたい

費用を抑えて効率的に英語を習得したい方は、フィリピン留学が向いています。

参考:フィリピン留学費用の目安は?期間別の内訳と5つの節約法を解説

日本人留学生も多いので、初めての海外が不安でも安心できるはずです。

寮に入るので生活の制限はありますが、滞在先と食事の提供を受けられるため、留学準備の負担が軽減されるでしょう。

また、フィリピンは2ヶ国留学の1ヶ国目としても人気です。

今後カナダやイギリス、オーストラリアなどに留学したい方にもおすすめです。

フィリピン留学がおすすめではない人の特徴

一方で、以下のような方はフィリピン留学が向いていない可能性があります。

  • 癖のない英語を習得したい
  • ホームステイを経験したい
  • ヨーロッパやアメリカ圏の友人が欲しい
  • 遊びや観光を重視したい
  • 経済や技術が発展している国に留学したい

フィリピンで話される英語は癖があると言われています。

また、規則のある寮生活が基本なので、ホームステイを経験したい方や、遊びや観光を重視したい方にも不向きです。

衛生環境や食事、通信環境の注意点もあるため、向いていないと判断した場合は別の留学先も検討しましょう。

フィリピン留学が向いていない人におすすめの留学先4選

フィリピン留学が向いていないと感じたら、目的を達成できる他の留学先も検討しましょう。

ここでは、フィリピン留学が向いていない人におすすめの留学先を4つ紹介します。

オーストラリア

オーストラリア留学の特徴の1つが、学生ビザで就労できる点です。

物価は高いですが時給が世界最高水準なので、現地での生活費を抑えやすいです。

アルバイトを通じて現地の人と交流すれば、実践的な英語力も習得できるでしょう。

また多文化主義国家であるため、多様な価値観にも触れられます

さらに「シドニー・オペラハウス」や「ブルー・マウンテンズ」といった観光地も豊富なため、留学中の思い出も作れるでしょう。

オーストラリア留学では、以下のような都市が人気です。

  • シドニー
  • メルボルン
  • ブリスベン
  • パース
  • ゴールドコースト

シドニーとメルボルンは、イギリスのエコノミストの調査「最も住みやすい都市*」でも上位に入っています。

* Liveability report
関連記事:オーストラリアのワーホリの魅力とは|年齢・期間や費用、準備も解説

カナダ

カナダ留学の魅力は、癖の少ない綺麗な発音の英語を学べる点です。

また、隣接するアメリカよりも生活費を抑えられるので、費用を抑えて北米留学したい方にもおすすめです。

カナダ留学では、以下のような都市が選択肢となります。

  • バンクーバー
  • トロント
  • モントリオール
  • ビクトリア

バンクーバーはイギリスのエコノミストの調査「最も住みやすい都市」でも上位に入っています。

多民族国家であるため日本人でも受け入れられやすく、安心して生活できるでしょう。

アメリカ

アメリカ留学では、世界的に影響力の大きい国の文化・価値観を味わいながら語学力の習得を目指せます

語学学校の数が多いため、目的に合わせて留学先を選びやすいです。

また、留学する都市の選択肢が広く、それぞれ特色が異なります。

✓アメリカの留学先の例

  • ニューヨーク
  • ロサンゼルス
  • サンフランシスコ
  • サンディエゴ
  • ボストン
  • ハワイ

気候や興味、物価などを踏まえて選択しましょう。

イギリス

イギリス留学の魅力は、英語発祥の地で本場のイギリス英語を学べる点です。

「バッキンガム宮殿」などの歴史ある建造物や、最新のファッション・音楽などに触れながら留学生活を送れます。

イギリス留学で人気の主な都市は以下の通りです。

  • ロンドン
  • マンチェスター
  • オックスフォード
  • ケンブリッジ
  • ブライトン

また、ヨーロッパ諸国への格安航空便が多いため、旅行をしながらヨーロッパの文化に触れたい方にもおすすめです。

まとめ

今回は、フィリピン留学はおすすめしないと言われる理由や魅力、向いている人の特徴などを解説しました。

フィリピンは費用を抑えて留学でき、効率的に英語を習得できる環境が魅力です。

しかし「フィリピン留学はおすすめしない」という意見もあります。

魅力や注意点を確認して「フィリピンに留学すべきか」や「他に自分に合った留学先はありか」を判断してください。

留学先を決めたら、具体的な留学準備に進みましょう。

留学準備の主な方法は「留学エージェントの活用」か「個人手配」です。

特に個人手配であれば、費用を抑えつつ幅広い選択肢の中から留学プランを決められます。

「個人手配は難しそう」と考える方もいますが、留学を個人手配できる「warple」なら、語学学校の手配や渡航準備をオンラインで完結できます。

気になる方は確認してみてください。

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