【2024年】アメリカ留学費用はいくら?人気都市の費用内訳を解説

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warple編集部

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「アメリカ留学の費用はどれくらいかかる?」と考えていませんか。

アメリカ留学は、都市や期間、語学学校か大学かによって費用が変わります。

インターネットで検索して留学費用を調べても幅がありすぎて参考にならないことも。実際にはどれくらいの費用がかかるか気になりますよね。

そこで、この記事ではアメリカ留学費用について以下の内容を解説します。

  • 人気都市(ニューヨーク、ロサンゼルス)の語学留学・大学留学費用比較
  • 留学費用を抑える8つの方法

アメリカ留学の費用に興味のある方は、最後までご覧ください。

アメリカ留学の費用

アメリカ留学で人気のニューヨークとロサンゼルスの留学費用を比較します。

以下の項目ごとに留学費用を計算しました。

  • 留学の種類:語学留学・大学留学(2年制、4年制)
  • 留学の期間:2週間、1ヶ月、2ヶ月、1年間

総額を比較し、予算に合ったアメリカ留学実現にお役立てください。

目的期間・コースニューヨークロサンゼルス


語学留学
2週間714,730~787,600円678,094~733,434円
1ヶ月1,011,612~1,083,792円922,159~966,669円
2ヶ月1,616,571~1,687,151円1,505,795~1,624,555円
大学留学2年制(1年間の費用)4,218,538~4,227,680円4,152,715~4,389,925円
4年制(1年間の費用)9,214,357~9,223,499円11,670,774~11,907,984円
*1米ドルあたり157.10円(2024/6/14時点のレート)で換算

為替レートや物価変動によって費用は変わるので、最新情報は語学学校などに確認するようにしてください。

アメリカ留学(ニューヨーク)の内訳

ここでは、ニューヨークの語学学校と、大学留学の費用内訳について解説します。

語学留学

ニューヨークの語学学校として有名な、ECニューヨーク校 一般英語コース(週20レッスン+ホームステイ)を例に留学費用を解説します。

費用内訳2週間1ヶ月2ヶ月
校納金(入学金・授業料)432,000円713,000円1,277,000円
滞在費(食費・宿泊費)上記金額に含まれる上記金額に含まれる上記金額に含まれる
渡航費(往復)*1174,930~247,800円175,620~247,800円178,160~248,740円
ビザ申請費 *284,048円
保険費 *38,561円8,561円16,597円
生活費(交通費・通信費)*415,191円30,383円60,766円
総額714,730~787,600円1,011,612~1,083,792円1,616,571~1,687,151円
*1米ドルあたり157.10円(2024/6/14時点のレート)で換算
* 校納金は語学学校 EC ニューヨーク校 一般英語コース(週20レッスン+ホームステイ)を利用する際の例(留学ジャーナル 2024/5, P88)
*1 Trip.comで2024/9/1〜で検索した場合(往復・東京成田空港~ニューヨークJFK空港)
*2 学生ビザF1$185、SEVIS$350
*3 アメリカンビジター保険 F1ビザ学生健康保険費用(アメリカ留学コース)2024/9/1~の費用の例
*4 NUMBEOアメリカの平均生活費 ニューヨーク(通信費$123.4、交通費 $70 )

大学留学

ここでは、ニューヨークの大学に1年間留学する際の費用を比較します。

2年制のMohawk Valley Community College(MVCC)と、4年制のBerkeley College,New York City Midtown(Berkeley NYC)を例に留学費用を解説します。

費用内訳2年制(年間費用)4年制(年間費用)
学費(授業料・出願費)1,240,932円4,767,985円
滞在費(食費・宿泊費)1,941,756円3,770,400円
渡航費(往路のみ)*1131,930~225,120円
ビザ申請費 *284,048円
保険費 *3403,432円95,398円
生活費(通信費・交通費)*4416,440円364,596円
総額4,218,538~4,227,6809,214,357~9,223,499
*1米ドルあたり157.10円(2024/6/14時点のレート)で換算
*2年制大学はMohawk Valley Community College(MVCC)、4年制大学はBerkeley College,New York City Midtown の授業料
*1 Trip.comで2024/8/1〜で検索した場合(往路のみ・東京成田空港~ニューヨークJFK空港)
*2 学生ビザF1$185、SEVIS$350
*3 アメリカンビジター保険 F1ビザ学生健康保険費用(アメリカ留学コース)2024/9/1~2025/8/31の費用の例
*4 NUMBEOアメリカの平均生活費 ニューヨーク(通信費$123.4、交通費 $70 )

アメリカ留学(ロサンゼルス)の内訳

ここでは、ロサンゼルスの語学学校と、大学留学の費用内訳について解説します。

語学留学

ロサンゼルスの語学学校として有名な、キングスロサンゼルス校 一般英語コース(週20レッスン+ホームステイ)を例に留学費用を解説します。

2週間1ヶ月2ヶ月
校納金(入学金・授業料・滞在費・食費)451,000円668,000円1,190,000円
滞在費(食費・宿泊費)上記金額に含まれる上記金額に含まれる上記金額に含まれる
渡航費(往復)*1117,100~172,440円126,780~171,290円145,610~264,370円
ビザ申請費 *284,048円
保険費 *38,561円8,561円16,597円
生活費(通信費・交通費)*417,385円34,770円69,540円
総額678,094~733,434円922,159~966,669円1,505,795~1,624,555円
*1米ドルあたり157.10円(2024/6/14時点のレート)で換算
* 校納金は語学学校 キングスロサンゼルス校 一般英語コース(週20レッスン+ホームステイ)を利用する際の例(留学ジャーナル 2024/5, P87)
*1 Trip.comで2024/9/1〜で検索した場合(往復・東京成田空港~ロサンゼルス国際空港)
*2 学生ビザF1$185、SEVIS$350
*3 アメリカンビジター保険 F1ビザ学生健康保険費用(アメリカ留学コース)2024/9/1~の費用の例
*4 NUMBEOアメリカの平均生活費 ロサンゼルス(通信費$141.33、交通費 $80 )

大学留学

ここでは、ロサンゼルスの大学に1年間留学する際の費用を比較します。

2年制のLos Angeles City College(LACC)と、4年制のUniversity of California,Los Angeles(UCLA)を例に留学費用を解説します。

内訳2年制(年間費用)4年制(年間費用)
学費(授業料)1,574,142円8,011,314円
滞在費(食費・宿泊費)1,771,459円3,007,993円
渡航費(往路のみ)*154,770~291,980円
ビザ申請費 *284,048円
保険費 *3251,045円95,398円
生活費(通信費・交通費)*4417,251円
総額4,152,715~4,389,925円11,670,774~11,907,984円
*1米ドルあたり157.10円(2024/6/14時点のレート)で換算
*2年制大学はLos Angeles City College(LACC)、4年制大学はUniversity of California,Los Angeles(UCLA) の授業料
*1 Trip.comで2024/9/1〜で検索した場合(往路のみ・東京成田空港~ロサンゼルス国際空港)
*2 学生ビザF1$185、SEVIS$350
*3 LACCは学校指定の保険費用、UCLAはアメリカンビジター保険 F1ビザ学生健康保険費用(アメリカ留学コース)2024/9/1~の費用の例
*4 NUMBEOアメリカの平均生活費 ロサンゼルス(通信費$141.33、交通費 $80 )

アメリカ留学の費用を抑える8の方法

工夫次第でアメリカ留学の費用を抑えることは可能です。以下に、費用を抑えるための具体的な方法を解説します。

物価の安い都市を選ぶ

アメリカ留学の費用を抑える上で、留学先の都市選びは重要な要素です。都市によって物価が異なるからです。

一般的に、ニューヨークやロサンゼルスなどの大都市は家賃や食費が高額です。

それに対して、オクラホマ、カンザス、アラバマ、ミシシッピなどの地方都市は比較的物価が安く、生活費を抑えやすくなります。

アメリカの各州の生活費指数を比べてみましょう。

Missouri Economic Research and Information Center > Cost of Living Data Series 〔英語〕

一方で、地方都市には語学学校が少ないことや、航空費用がかさむ可能性があることなどに注意が必要です。

都市部では物価は高いものの、格安のコースやキャンペーン・割引などを持つ語学学校を見つけられる場合も少なくありません。

学費と生活費・滞在費のバランスを考えて留学先を決めることが大切です。

学校のキャンペーンや割引制度を利用

語学留学の場合、学校が提供するキャンペーンや割引制度を積極的に活用することで、授業料を大幅に節約できる可能性があります。

✓キャンペーンや割引の例

  • 早期申込割引
  • 長期割引
  • お友達紹介割引
  • 兄弟姉妹割引
  • ペア割引
  • オンライン留学割引

学校によって様々なキャンペーンや割引制度があります。

一括前払いで長期間のコースを申し込めば授業料が割引になる学校も。

ただし、途中でコースのキャンセルや変更ができない、もしくは授業料を返金されないといった条件が設定されている場合もあるので、資料を取り寄せて確認しましょう。

キャンペーンや割引制度は期間限定の場合が多いので、こまめに情報をチェックしてください。

2年制大学から編入する

アメリカの大学に進学したいなら、コミュニティカレッジ(2年制大学)から編入することで、学費を大幅に節約できます。

一例として、ロサンゼルス郊外のトーランスに位置するEl Camino Collegeでは、University of California,Los Angeles(UCLA)や、University of Southern California(USC)への編入コースを持っています。

年間学費を比較すると、2年制大学が非常に安価であることが分かります。

大学名年間学費
El Camino College(2年制)1,206,528円
University of California,Los Angeles(4年制)8,011,314円
*1米ドルあたり157.10円(2024/6/14時点のレート)で換算

2年制大学からの編入には、大学ごとの条件があります。全ての単位が認められるわけではありません。

また、編入手数料など追加費用が発生することもあるため、希望する大学の編入条件を調べるようにしましょう。

奨学金や助成金の活用

アメリカ留学の費用負担を軽減したいなら、奨学金や助成金を積極的に活用しましょう。

奨学金や助成金の中には、返済不要な給付型もあり、留学費用を大幅に節約できる可能性があります。

奨学金名応募資格留学期間支給額
グルー・バンクロフト高校3年生・卒業1年以内4年間米国リベラルアーツ大学進学者へ毎年80,000米ドル 他
皇太子明仁親王奨学金大学院・大学院進学者2年間ハワイ大学マノア本校・学費免除。年額25,000米ドル 他
笹川奨学金高校卒業予定の者、すでに卒業した者(年齢制限なし)4年間年間95,000米ドル
内村鑑三スカラシップ大学3・4年生、大学卒業生2年間アーモスト大学の学費(寮費・食費含む)支給
東進外大学留学支援制度高校卒業した年に指定校へ入学する18歳以下の者4年間年間95,000米ドル
民間のアメリカ留学奨学金の例

国や地方自治体による助成金や、大学や語学学校ごとに設定されている奨学金もあります。

アメリカ留学に使える奨学金に関して、さらに知りたい方は以下の記事をご覧ください。

【2024年版】留学に使える奨学金 6種類と申請方法を解説

現地でのアルバイト

留学生が取得するビザは、学生ビザ(F1ビザ)です。あくまでも勉強するためのビザなので、本格的な就労は許可されていません。

しかし、例外的に大学構内での学内アルバイト(週20時間以内)は認められることが多いです。

参考 Pace University(Any other questions?)

各学校によってアルバイト可能な学生の条件が異なります。学内アルバイトの情報は、学校内の掲示板やキャリアセンターで情報を得られます。

正しくルールを守れば、アメリカ留学中のアルバイトは、留学費用の節約と同時に貴重な経験を得られる機会となるでしょう。

ただし、ビザのルールや学業との両立など注意点も多いため、事前によく情報収集をしておくことが大切です。

滞在方法の選択

アメリカ留学中の滞在方法を工夫することで費用を節約できます。

✓滞在方法の選択肢

  • ホームステイ
  • 学生寮
  • ルームシェア
  • アパート・コンドミニアム

大学や語学学校が提供する学生寮は、他の留学生との交流が盛んで、友達を作りやすい環境です。また、学校に近い場合が多く通学に便利です。

食事プランが付いている寮もあり、自炊が苦手な人でも安心です。

一方で、プライバシーを重視する人には、アパートやコンドミニアムがおすすめです。自分のペースで生活できるため、自由度が高いのが特徴です。

ただし、家賃や光熱費、食費など、すべての費用を自分で負担する必要があります。

滞在方法を選ぶ際は、予算、英語力、ライフスタイルを考慮し、自分に合った方法を選びましょう。

航空券費用を軽減する

アメリカ留学で大きな割合を占める航空券費用を軽減するには、いくつかの方法があります。

留学時期の調整

夏休みや年末年始などの繁忙期や、入学シーズン前は航空券が高くなる傾向にあります。

アメリカの大学などの入学時期は、秋・春(9月・4月)が一般的。それ以外のオフシーズンに留学時期を設定することで費用を節約できます。

早めに予約する

出発日の数ヶ月前から予約を開始し、こまめに価格をチェックすることで、お得な航空券を見つけやすくなります。

格安航空会社(LCC)や乗り継ぎ便を利用する

ZIPAIRや格安航空会社(LCC)は、大手航空会社よりも運賃が安いのが特徴です。

預け荷物や機内食などのサービスは有料になる場合が多いので注意が必要です。

また、直行便ではなく乗り継ぎ便を利用することで、渡航費用の軽減が可能です。

航空会社経由地所用時間費用
チャイナエアライン台北17時間30分146,080円
アシアナ航空ソウル17時間20分158,560円
キャセイパシフィック香港20時間5分161,060円
* Trip.comで2024/9/1〜9/30で検索した場合(往復・東京成田空港~ロサンゼルス国際空港)

留学エージェント選び

留学エージェントを利用することで、アメリカ留学の時間と手間を大幅に節約できる場合が少なくありません。

✓留学エージェントの役割

  • 情報提供:留学先の学校やプログラム、ビザ、奨学金など
  • 手続き代行:願書作成、ビザ申請、航空券や宿泊先の手配など
  • 生活支援:現地での生活サポートやトラブル対応など

とはいえ、各社の料金体系やオプション有無によって手数料には幅(3~30万円)があります。

手数料に見合ったサービスを受けられるかを慎重に検討しましょう。留学エージェントの選び方については、以下の記事を参考にしてください。

留学エージェント利用のメリット・デメリット|エージェント選びの参考に
留学エージェント費用は高い?その理由と費用を抑える方法について解説

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