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warple編集部
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「留学エージェントに断りのメールを入れたい」
「角が立たないような断り方を知りたい」
このようにお悩みでしょうか。
結論、いかなる理由であっても「留学エージェントは遠慮なく断っても大丈夫」です。
ただ、このように断り方を調べる方の多くは、「親切にしてもらったのに申し訳ない」「相手にも納得してもらえるように伝えたい」と誠実に考えているのではないでしょうか。
そこで本記事では、理由別・例文付きで留学エージェントの断り方を紹介します。
マナーを守り、角が立たないように断る方法が知りたい方はご一読ください。
留学エージェントは遠慮なく断っても良い
先ほども書いた通り、いかなる理由であろうと留学エージェントは断って問題ありません。
資料請求後はもちろん、無料カウンセリングの申し込み後など、すでにエージェントと接触をした場合でも断ってよいのです。
ただ、契約後は条件に従い、取引をキャンセルできるか確認する必要はあります。
クーリングオフ制度を利用して契約解除ができる可能性もありますが、契約後のキャンセルは精神的・時間的に負担が大きいです。
このため、どれだけ「良い」と感じたエージェントでも、契約は慎重に考えるようにしましょう。
ちなみに、ある調査(*1)によると、留学エージェントを含む「留学斡旋団体」を2社以上利用した留学生は全体の19.7%にのぼります。
最終的には留学エージェントを1社に絞ることがほとんどだと考えると、留学経験者の2割は留学エージェントを断っているということになります。
このように考えると、「エージェントに断りをいれる」という選択肢が珍しいものではないということが分かるでしょう。
なので、留学エージェントは遠慮なく断っても大丈夫です。
*1 日本学生支援機構「海外留学経験者の追跡調査 平成30年度版」
理由別・例文付き|留学エージェントの断り方
ここまでの内容で「遠慮なく断っても大丈夫」ということは分かったでしょう。
ただ、留学エージェントから親切に対応してもらった人ほど、「断るのは申し訳ない」と感じるのではないでしょうか。
できるだけ角を立てず、こちらも罪悪感を覚えず、うまく断りたいと考えているはずです。
本項では、以下の理由ごとに断り方を例文付きで紹介します。
- 相性が悪い
- 予算が合わない
- 他の留学エージェントに依頼する
- 留学に行かないことになった
「うまい断り方が思いつかない」という方は、参考にしてください。
相性が悪い
渡航後もサポートを受けることを考えると、「相性が悪い」というのは十分に断る理由となります。
ただ、「相性が悪いと感じた」と直接的に伝えると印象が悪く、相手にも不快感を抱かせてしまいます。
そこで、以下のような文言で断りましょう。
例文はメールを前提に記載しますが、電話や対面で伝える場合も台本として使用してください。
資料請求後
件名: 留学プログラムに関するお問い合わせへのお礼
[エージェント名] 様
お世話になっております。先日は留学プログラムに関する詳細な情報をお送りいただき、誠にありがとうございました。
拝見させていただいた内容は非常に興味深く、多くの助けにもなりました。しかしながら、私自身の希望や状況を考慮した結果、今回は留学の機会を探る別の方法を模索することに決めました。これは[エージェント名]様のサービスが不十分だったわけでは決してありません。私自身の方向性と多少異なることから、このような決定をさせていただきました。
この度は貴重な時間と情報を提供していただき、本当にありがとうございました。将来的にまた機会があれば、ぜひ[エージェント名]様にご相談させていただきたいと考えております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
敬具
[あなたの名前]
カウンセリング後・見積もり後
件名: 無料カウンセリングに関するお礼と今後について
[エージェント名] 様
お世話になっております。先日は貴重なお時間を割いて、無料カウンセリングを実施いただきありがとうございました。留学に関する幅広い情報を提供していただき、非常に有益な時間を過ごすことができました。
しかしながら、私自身の留学に対する具体的なビジョンと方向性を再考した結果、現段階では別の選択肢を探ることに決めました。この決断は[エージェント名]様のサービスの質に問題があったわけではなく、私自身の感じる相性や方針に基づくものです。
貴重なアドバイスとサポートをいただき、心から感謝しております。今後留学計画に何か変更があれば、改めて相談させていただくかもしれません。その際はどうぞ宜しくお願い申し上げます。
今後のご活動においても更なるご成功をお祈りしております。
敬具
[あなたの名前]
予算が合わない
留学エージェントの見積もりが高く、断りたいという考えている人もいるでしょう。
留学生を対象とした調査(*1)では、留学あっせん団体を使わなかった人のうち、13.6%が「費用が高かったから」という理由で断ったことが分かっています。
*1 日本学生支援機構「海外留学経験者の追跡調査 平成30年度版」
予算が合わず断る場合には、以下のような文言を用いてください。
見積もり後
件名: 提案された留学プランについて
[エージェント名] 様
お世話になっております。この度は詳細な留学プランと見積もりを提案していただき、誠にありがとうございました。
提案内容を拝見し、非常に魅力的なプログラムであると感じました。しかしながら、私の現在の財務状況を考慮した結果、残念ながら予算オーバーであることが判明しました。そのため、重苦しい決断ではありますが、今回のご提案を辞退させていただくことにしました。
今後、留学計画を再検討する際には、また別の形でのご相談をお願いするかもしれません。その時は改めて[エージェント名]様にアドバイスを求めたいと考えております。
今回のご提案に対し、時間と労力を割いていただき、心より感謝しております。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
敬具
[あなたの名前]
他の留学エージェントに依頼する
先述の調査の通り、約2割の留学生が2社以上の留学エージェントに相談していることが事実です。
相性や見積もり、留学プランを比較し、留学エージェントを決めるのと同時に、他の会社には断りを入れることになります。
先ほど紹介した例文を使い断ることもできますが、ここでは他のエージェントを選んだことを伝えつつ断る例文を紹介します。
「わざわざ他社を選んだことを伝える必要はない」と思うかもしれませんが、「断られた理由が知りたい」という会社もあります。抵抗がなければ、以下のような断り方をしてみましょう。
カウンセリング後・見積もり後
件名: 留学サポートについてのご相談のお礼
[エージェント名] 様
お世話になっております。この度は私の留学に向けたサポートとご提案をいただき、誠にありがとうございました。
各エージェント様からの提案を慎重に検討した結果、他社との契約を進めることに決定いたしました。この選択は、私の留学計画との相性や特定の条件に基づいておりますが、[エージェント名]様からのご支援と熱意には深く感謝しております。
今回は異なる道を選ぶことになりましたが、[エージェント名]様のおかげで留学に関する多くの知見と理解を深めることができました。今後何か機会があれば、是非とも[エージェント名]様に相談させていただくことも考えております。
このたびは貴重なお時間を割いていただき、本当にありがとうございました。今後のご活動においても、更なるご成功を心からお祈りしております。
敬具
[あなたの名前]
留学に行かないことになった
事情があり、留学を取りやめた方もいるでしょう。
そんなときは、留学に行けなかったことに対して失望していたり、他の用事で忙しくしていたりするかもしれません。
しかし断りを入れなければ、その後もエージェントから連絡が来るかもしれません。そうすると、かえって時間が取られたり、気持ちが落ち着かなくなったりするでしょう。
このため、きっぱりと留学をやめたことを伝えましょう。
資料請求後
件名: 留学計画についてのご連絡
[エージェント名] 様
お世話になっております。先日は資料のご提供を含め、貴重なご支援を賜りありがとうございました。
残念ながら、いくつかの個人的な事情により、私は留学計画を一旦保留することに決定いたしました。これにより、残念ながら現時点でのさらなる手続きを進めることが困難となりました。
[エージェント名] 様には大変お世話になり、本当に心より感謝しております。将来的に状況が変わり次第、改めて留学の機会を探る可能性がありますので、その際には再度ご相談させていただければと存じます。
今後も[エージェント名] 様のさらなる発展と成功を心よりお祈りしております。このたびは本当にありがとうございました。
敬具
[あなたの名前]
カウンセリング後・見積もり後
件名: 留学計画についてのご連絡
[エージェント名] 様
お世話になっております。先日は詳細なカウンセリングと見積もりをご提供いただき、誠にありがとうございました。
熟考の結果、私事ではございますが、いくつかの理由により留学計画を中止する決断をいたしました。[エージェント名] 様からのご提案は非常に魅力的で、たいへん参考になりましたが、この度の決定は私個人の状況に基づくものです。
このような結果となり、ご期待に沿うことができず申し訳ございません。お手数をおかけしたにも関わらず、ここまで親身にご対応いただき、深く感謝しております。
今後、留学計画を再考することがありましたら、ぜひ再度[エージェント名] 様に相談させていただくことを希望しております。その際はまた、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
このたびは本当にありがとうございました。今後のご活動においても、引き続きの成功を心よりお祈りしております。
敬具
[あなたの名前]
まとめ
本記事では、留学エージェントの断り方を理由ごとに紹介しました。
記事内では紹介できていない理由の断り方もあるかもしれませんが、大切なのは「相手に不快感を与えず、きちんと理由を伝える」ことです。
この点を抑えれば気持ちよく留学エージェントに伝えることができるので、本記事で紹介した例文を参考にしてみてください。
また、「相性が良くなかった」「予算が合わなかった」という理由で留学エージェントを断った方は、留学の個人手配という手段も検討しましょう。
自分で語学学校などを手配すれば予算は抑えられますし、自分の好みで留学プランなどを選ぶことができます。
留学を個人手配できるサービス「warple」を使えば、語学学校の申込み、 渡航までの準備や学校/宿泊先の手配まで、留学に必要なすべてをインターネット上で完結させることができます。
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