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warple編集部
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「留学したいけど、ビザは必要なのかな?」
「どのビザを取ったらいいのか分からない…」
このようにお困りではないでしょうか?
留学の期間や目的(勉強や仕事)によって、取得するべきビザは異なります。また、国ごとにビザの呼び方も変わりますから、特に初めて留学する方にとっては複雑に感じるのも仕方ありません。
そこで本記事では、初めて留学する方が知っておくべき、以下の点を分かりやすく解説します。
- そもそもビザとはなにか?
- 留学前によく聞く「学生ビザ・ワーホリビザ・観光ビザ」
- ビザ取得に必要なもの
ビザのことが分からず不安を感じている方は、ぜひ最後までご覧ください!
留学時に必要な「ビザ」について
まずはビザについての基本事項を説明します。
ビザとは「入国・滞在許可証」
ビザとは、発行元の国を訪れたり、その国で滞在したりするための許可証です。
「ビザとパスポートの違いがわからない」という方もいますが、以下の違いがあります。
- ビザ:発行元の国を訪れるための許可証
- パスポート:日本が発行する「国際的な身分証明書」
ビザとパスポートでは、発行元と目的が異なります。このため、海外渡航前にはパスポートを有し、渡航先の国に入るための「ビザ」を取得する必要があります。
ビザが必要ない場合もある
先ほど、海外渡航前にビザが必要と書きました。しかし、海外渡航の期間によってはビザを取得する必要がない場合があります。
例えば、シェンゲン協定に加盟する国には最大90日間まで滞在が可能です。
✓シェンゲン協定加盟国の例
- アイスランド、イタリア、スペイン、ドイツ、フィンランド、クロアチア、ルーマニア、マルタなど30カ国(参考:駐日欧州連合代表部HP)
※2025年からヨーロッパ旅行情報認証システム(ETIAS)申請が必要
シェンゲン協定加盟国以外にも「日本国籍かつ日本のパスポート所有者」限定で、ビザ無しで入国できる国もあります。
✓ビザ無しで渡航可能な国の例
- アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア、ブラジル、台湾、中国、モロッコ、チュニジアなど
ただし、ビザ無し渡航の場合には長くとも90日程度という国が多いため、長期留学はできません。
留学に必要なビザ 3種類
ここまでの内容で「ビザは入国・滞在許可証だ」ということがお分かりになったでしょう。
ただし、留学の目的(勉強や仕事など)によって、取得するべきビザの種類は異なります。
そこで次にビザの種類について解説をします。ご自身の留学の目的と照らし合わせ、自分が取得するビザについて深く理解しましょう。
学生ビザ
学生ビザとは、留学先で語学学校や高校、大学などに入学する際に取得するビザを指します。
また、学生ビザという呼び方は仮のもので、国によって呼び方が異なります。以下に各国の学生ビザに相当するビザについてまとめました。
アイルランド | アメリカ | イギリス | オーストラリア | カナダ | ニュージーランド | |
名称 | Study Visa | F1(高・短大・大学・大学院)M1(専門学校) | Student Visa(大学、カレッジなど)Short-term Study Visa(語学学校) | Student Visa | Study Permit | Exchange Student VisaPathway Student Visa |
滞在期間 | 最長2年 | 最長5年 | Student Visa:最長5年Short-term Study Visa:6ヶ月、11ヶ月 | 最長5年 | 就学プログラム+90日 | Exchange Student Visa:最長4年Pathway Student Visa:最長5年 |
就労の可否 | 1週間に20時間以内 | 不可 | Student Visa:1週間に20時間以内Short-term Study Visa:不可 | 2週間に48時間以内 | 1週間に20時間以内 | 1週間に20時間以内 |
申請料 | EUR 300 | 申請費:USD 185SEVIS費:USD 350 | Student Visa:EUR 490Short-term Study Visa:EUR 200 | AUD 710 | CAD 150 | Exchange Student Visa:NZD $430Pathway Student Visa:NZD $315〜395※オンライン申請時 |
※各国の移民局や政府の情報を基に作成(2024年3月6日時点)
同じ国の中でも、複数の学生ビザに分かれている国もあります。学生ビザを取得する前に、留学の目的を明確にさせることがおすすめです。
ワーキングホリデービザ
ワーキングホリデービザ(ワーホリビザ)とは、日本国籍を有する18歳から30歳までの人が海外で仕事・旅行をするためのビザを指します。
ワーホリ制度の協定国29カ国であれば、ビザの発給が可能です。
✓ワーホリ制度の協定国の一部
- イギリス、スペイン、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、台湾、韓国など(日本ワーキング・ホリデー協会HP参照)
国によって、ビザの発給数や滞在可能期間など諸条件が異なります。以下に代表的なワーホリ制度協定国の条件などをまとめました。
オーストラリア | カナダ | ニュージーランド | イギリス | |
滞在期間 | 最長3年 | 最長1年 | 最長1年 | 最長2年 |
申請料金 | AUD 635 | CAD 272 | NZD 455 | GBP 298 |
必要な資金(残高証明時に必要) | AUD 5,000 | CAD 2,500 | NZD 4,200 | GBP 2,500 |
ビザの発給数 | 規定なし | 6,500名 | 規定なし | 6,000名(2024年から) |
※各国の移民局や政府の情報を基に作成(2024年3月6日時点)
観光ビザ
観光ビザも学生ビザと同じく仮称です。国によって呼び方が異なり、短期滞在ビザ、入国一時ビザ、商用ビザなど色々な種類があります。
また先述の通り、90日以内であればビザの取得が必要ない国も多く、短期の滞在であれば「ビザを取得しない」という選択肢もあります。
長期休暇などを利用した短期留学は、ビザを取得せず渡航する方も多いです。
留学の目的によって、「ビザを取得するか否か」から考えてみてもいいでしょう。
留学前のビザ取得の準備物 5選
国によってビザの諸条件は違えど、共通した準備物があります。
「残高証明」や「入学証明書」など、聞きなじみのない言葉も多く、ビザ取得の過程で戸惑う人もいます。
特に一人で準備を進めていると不安になってしまうかもしれません。
そこで、本記事の最後に代表的な準備物を紹介します。知ってしまえば難しいことはありませんので、一度目を通しておきましょう。
持ち物 | 概要 | 発行元 |
入学許可書※学校に入学する方のみ | 渡航先の学校への入学が許可されたことの証明書 | 渡航先の学校 |
預金残高証明書 | 滞在期間の資金を証明するための資料(英文表記)。 | 預金残高のある銀行 |
ビザ申請書 | ビザを申し込む際に提出する書類。所定のフォーマットあり | 移民局や大使館のサイトからダウンロード |
海外旅行保険証 | 留学期間分、加入していることが分かる海外旅行保険証がビザ取得時に求められる場合がある。 | 契約した取扱代理店など |
パスポート | ビザ申請時にパスポートのコピーを提出する必要がある。 | パスポートセンター |
まとめ
本記事では、留学に先駆けて取得する必要のあるビザについて解説しました。
まずは留学の目的を達成するうえで、ビザ取得が必要なのかを確認しましょう。
その後、必要であればどのビザを取得すれば良いのか確認すると、情報収集から判断までの流れに無駄がなくなります。
また、warpleでは「ビザ取得代行サービス」を提供しています。
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「留学前は勉強に励みたいので、手続きなどは誰かにやってほしい」
このように考えている方は、warpleの代行サービスをご活用ください。
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