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warple編集部
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「ハワイ留学の費用は?」
「ハワイ留学が自分に合っているか知りたい」
このように考えていますか。
ハワイは自然と都市が共存する人気の観光地であり、年間を通して温暖な気候が魅力です。語学だけでなく、ヨガやフラダンスといった専門分野も学べる独自のカリキュラムが揃っています。日本人渡航者・在留者が多く、治安も比較的良好なため、初めての留学先としても安心感があります。
一方で、物価の高さや日本語環境の強さといった懸念点も存在します。こうしたメリット・デメリットを理解したうえで、自分にとって本当に「合った」留学先かを見極めることが大切です。
そこで本記事では、ハワイ留学について以下の項目を解説します。
- 基本情報
- メリット・デメリット
- 留学費用
- 事前準備
- よくある質問
「ハワイが最適な留学先か」や「事前準備は何が必要か」などの疑問が解消されるため、ぜひご覧ください。
ハワイの基本情報
ハワイは太平洋のほぼ中央、アメリカの最南端に位置する州です。8つの主要な島々から構成される州です。そのうち6つの島では観光客を受け入れており、温暖な気候と豊かな自然で世界中から旅行者が訪れます。面積は東京都の約7.6倍、人口は約144万人で、日本人にとっても馴染みのある地域です。
ハワイには年間約72万人(2024年)の日本人観光客が訪れており、州都「ホノルル」には世界9位となる23,199名(*1)の日本人が暮らしています。さらに、2024年には世界で最も安全な観光都市にも選出されています。ハワイ留学の渡航先はホノルルが一般的であり、日本人が多い環境で安心して生活できるはずです。
語学学習はもちろん、観光やアクティビティも同時に楽しめることから、「リフレッシュしながら学びたい」方に特に人気のある留学先です。
ハワイの代表的な観光地
- ワイキキビーチ
- ダイヤモンドヘッド
- マウナ・ケア
- カラカウア通り
- ハワイ火山国立公園
| 項目 | ハワイの特徴 |
| 立地 | ・太平洋のほぼ中央に位置する島々 ・アメリカ合衆国の最南端の州 |
| 州都 | ホノルル |
| 人口(ハワイ州)(*2) | 1,435,138名(2023年) |
| 面積(ハワイ州)(*2) | 16,634km² |
| 公用語 | 英語 ハワイ語 |
| 通貨 | 米ドル |
| 宗教(ハワイ州)(*3) | キリスト教:60% 無宗教:30% その他の宗教:9% |
| 気候 | 年間を通して雨が少なく温暖な気候 |
| 日本との時差 | -19時間 |
| 物価(ホノルル)(*4) | 日本の約1.62倍(生活費指数) |
| 人柄 | 一般的に温厚でマイペースといわれる |
| 留学先としての特徴 | ・留学プランの選択肢が多彩 ・日本人が多く安心感を得られる ・人気の観光地を満喫できる |
| 留学時のビザ | ・留学期間が90日未満かつ就学時間が週18時間未満:ビザ不要 ・留学期間が91日以上または週の就学時間が18時間以上:学生ビザの取得が必要 |
*2 ハワイ州概要 令和7年5月現在 在ホノルル総領事館
*3 People in Hawaii | Religious Landscape Study | Pew Research Center
*4 Current Cost of Living Index by City
ハワイ留学の6つのメリット
ハワイには、実りある留学生活を送れる多くの魅力が存在します。ここでは、ハワイ留学の6つのメリットを解説します。
1.美しいビーチや自然を満喫できる
ハワイには、ワイキキビーチやダイヤモンドヘッドなど世界的に有名な自然景観が広がっています。語学学校の休日には、シュノーケリングやハイキングなど、アウトドアアクティビティを通じてリフレッシュできる環境が整っています。
「観光も楽しみたい」「自然の中で学びたい」と考える方にとって理想的な留学先です。
ハワイで体験できるアクティビティの例
- シュノーケリング
- 潜水艦ツアー
- ジップライン
- 四輪バギー
- 乗馬
飛行機(アイランドホッピング)を利用すれば、主要な6つの島々も行き来できます。ハワイの自然を満喫し、リフレッシュしながら英語を学びたい方にとって魅力的な留学先です。
2.多彩な選択肢から留学プランを選択できる
ハワイ留学では、語学学習に加えて「ヨガ」「ロミロミマッサージ」「ハワイ語」などの文化的・専門的なコースも学べます。他国では体験できない学びが揃っており、英語学習と同時にスキル習得も可能です。
観光業・ウェルネス業界を目指す方にとって、キャリアに直結する実践的な経験が積めるでしょう。
ハワイ留学で学べる分野の例
- フラダンス
- ヨガ
- ロミロミ
- 海外ウェディング
- ハワイ語
- アロマセラピー
例えば、短期留学でヨガインストラクターを取得して、日本での開業準備を進める人もいます。専門分野に特化して学べるのはもちろん、語学学校のクラスとして、英語と専門分野を並行して学べるケースも多いです。そのため、英語の習得が第一目的の方にもおすすめです。
他の国や地域では味わえない、ユニークな留学生活を送りたい方にもピッタリでしょう。
3.他の都市より治安が良い
ホノルルは、一般的に治安が良い都市として知られており、2024年には「世界で最も安全な観光都市」にも選ばれました。テロや気象緊急事態、健康対策、少数派グループの安全など、総合的な安全性が高いため、安心して留学生活を送れるでしょう。
ただし、外務省の安全対策基礎データによれば、日本と比べて犯罪発生率が高く、ひったくりや置き引きなどの犯罪が発生しています。ハワイの治安を過信しすぎず、以下のような防犯対策を心がけましょう。
- 貴重品はできる限り携帯しない
- 荷物から目を離さない
- ショルダーベルト付きバッグを使用する
- 犯罪が多いエリアを事前に確認する
- 緊急時の連絡先を備える
詳細なトラブル事例や対策方法は、在ホノルル日本国総領事館の「安全の手引き」が参考になります。
4.温暖で過ごしやすい気候
ハワイは年間を通して温暖な気候に恵まれ、平均気温は24〜30度と安定しています。日本のような四季による寒暖差が少なく、体調を崩しにくいため留学生活に適した環境といえるでしょう。
また、どの季節も気候が大きく変動しないため、航空券や宿泊費が高騰する「繁忙期」を避けた時期に渡航することで費用を抑えられる可能性もあります。
ただし、シーズンによって魅力やイベントが異なります。
ハワイの季節ごとの特徴
- 1~3月:初日の出を見るツアーに参加でき、初詣も可能
- 4~6月:ハイビスカスやブーゲンビリアなどの花々が一斉に咲く
- 7~9月:日照時間が長く年間で最も気温が上がる
- 10~12月:ハロウィンや感謝祭、クリスマスなどのイベントを楽しめる
ハワイでどのような体験をしたいかを基準にシーズンを選ぶのもおすすめです。
5.日本人が多く安心感を得られる
日本人が多く、安心感を得られる点はハワイ留学のメリットです。
ハワイ留学で代表的な都市「ホノルル」の2024年の在留邦人数は、世界9位となる23,199名(*)です。さらに、ハワイへの日本人旅行者数は約72万人(2024年)と、日本人と出会いやすい環境といえます。
現地で日本人と出会えることで、初めての留学でも安心感が生まれ、悩みや不安も相談できるでしょう。さらに、生活情報やおすすめスポットを教えてもらう機会にもなるはずです。
6.観光スポットが豊富
パールハーバーやイオラニ宮殿など、歴史や文化に触れられる観光地が点在しており、週末や休日を利用して学びの幅を広げることが可能です。観光地巡りは気分転換になるだけでなく、多様な価値観と出会える貴重な体験にもなります。
ハワイの観光スポットの例
- パールハーバー
- イオラニ宮殿
- ラパカヒ州立歴史公園
- ビショップ博物館
- ポリネシア・カルチャー・センター
異文化と向き合い、現地でリアルな体験を重ねることで、価値観を深めるきっかけとなるでしょう。視野が広がり、これまでにない気づきも得られるはずです。
ハワイ留学の4つのデメリット
多くの魅力があるハワイ留学ですが、いくつかの注意点もあります。ここでは、ハワイ留学の4つのデメリットを解説します。
1.物価が高い
ハワイは日本と比べて物価が高いです。NUMBEOによる生活費指数を比較した結果は、以下のとおりです。
- ハワイ(ホノルル):93.1
- 日本(東京):57.6
出典:Current Cost of Living Index by City
つまり、日本よりも約1.62倍の生活費がかかる計算となります。また、物価や現地の給与水準が高いことから、語学学校の費用も高額な傾向があります。そのため、費用を抑えて留学したい方には向かないかもしれません。
少ない予算でもハワイ留学にこだわる場合は、以下のような対策が大切です。
- 留学期間を短縮する
- 必要最低限の授業やサービスの語学学校を選択する
- 外食を控える
- 格安航空を利用する
2.日本語でも生活できる環境
ハワイは日本人が多く安心感を得やすい環境ですが、日本人とばかり交流すると英語を使う機会が減り、思うように語学力が伸びない恐れがあります。特に、夏休みなどの長期休暇は日本人留学生が増える傾向があります。
日本人が多い環境でも効率的に語学力を伸ばすためには、以下のような対策が重要です。
- 意識的に日本人コミュニティから距離を置く
- 現地で友人や人脈を作る
- 日本人が少ない語学学校を選択する
意識的に英語を使って生活すれば、日本人が多いメリットを活かしつつ、語学力の向上も期待できるでしょう。
3.紫外線が強い
ハワイは日本と比べて紫外線が強い環境です。ホノルルのUV指数は11~12まで上がるケースがあり、アメリカ国内でも高い部類です。
世界保健機関の基準によれば、UV指数が11を超えると「極端に強い」に分類されます。日本(つくば)の7月や8月でもUV指数の目安は8〜10程度なので、日本と同等またはそれ以上の紫外線を浴びることになります。
特にハワイは屋外の観光地やアクティビティが豊富であるため、入念な紫外線対策は必須です。
有効な紫外線対策の例
- UVカット率が高い日焼け止めの使用
- サングラスの着用
- 薄手の長袖を着用
- スカーフ・手袋の着用
また、通常の窓ガラスの場合、紫外線を室内に通してしまうため、屋内でも日焼け止めを塗るなどの対策をしましょう。
4.島が小さい
ハワイを構成する島々はそれぞれコンパクトであり、比較的すぐに回ることができます。例えば、ホノルルが存在するオアフ島は、面積が1,545km²と東京都の7割程度の大きさであり、観光に適した地域はさらに限られます。
そのため、1年間などの長期留学では主要な観光地を行き尽くしてしまう可能性があるでしょう。
また、それぞれの島に渡るには、飛行機やフェリーを使う必要があり、それほど手軽ではありません。他のアメリカの地域に行く場合でも、ある程度の準備や費用、日数が必要です。
旅行や観光を目的に長期留学したい方や頻繁に新しい場所を訪れたい方は、他の地域への留学が向いているかもしれません。
ハワイ留学の費用【1ヶ月~1年】
ハワイのホノルルに留学し、語学学校「IIE Hawaii(General English)」に通う際の期間別の費用目安は、以下のとおりです。
| 費用内訳(*1) | 1ヶ月間 | 3ヶ月間 | 6ヶ月間 | 1年間 |
| パスポート申請費 | 0~16,000円 | |||
| ビザ申請費(*2) | 77,056円 | |||
| 渡航費(*3) | 70,175~105,306円 | 69,861~97,135円 | 78,564~102,161円 | 73,153~103,178円 |
| 校納金(*4) | 247,011円 | 617,889円 | 1,057,900円 | 2,224,543円 |
| 滞在費(*5) | 257,094円 | 762,639円 | 1,492,871円 | 3,178,022円 |
| 留学保険料(*6) | 7,389円 | 22,659円 | 45,071円 | 89,896円 |
| 生活費(*7) | 20,965円 | 62,895円 | 125,790円 | 251,580円 |
| 総額 | 679,690~730,821円 | 1,612,999~1,656,273円 | 2,877,252~2,916,849円 | 5,894,250~5,940,275円 |
*2 SEVIS(留学生などの情報を管理するオンラインシステム)費用を含む
*3 Trip.com(2025/6/6時点の料金)における6~1月の最安値の平均を基準に算出
*4 IIE Hawaii(General English)の例(入学金+授業料+教材費+銀行手数料)
*5 IIE Hawaii(ホームステイ)の例(手配料+宿泊費+食費(1日2食))
*6 F1 Visa Student Health Insurance(Student Secure Budget)の例
*7 Cost of Living in Honolulu(月間パス+携帯電話月額プラン)の例
加えて観光費用や交際費がかかります。
ただし、留学費用は以下のような要素で変動します。
- 為替レート
- 語学学校のコース
- 航空券の種類
- 滞在方法
- 現地での食生活
- 観光やアクティビティの楽しみ方
事前に留学費用をシミュレーションして、入念に資金計画を立てましょう。
ハワイ留学の9つの事前準備
ハワイ留学で失敗しないためには、入念な事前準備が重要です。なかには時間がかかる手続きもあるため、渡航日から逆算して計画的に進めましょう。ここでは、ハワイ留学の事前準備を9つ紹介します。
1.目的の明確化
ハワイ留学を検討し始めたら、まず目的を明確化しましょう。
ハワイ留学の目的の例
- ビーチや豊かな自然の中でリフレッシュしながら英語を学びたい
- 徹底的に英語を習得したい
- ヨガやロミロミなど特定分野の技術や資格を取得したい
- ハワイの文化や歴史を肌で体感したい
留学の目的によって現地での過ごし方が変わります。例えば、特定分野の技術や資格を習得したい場合は、専門学校への留学も視野に入れるべきでしょう。
留学の目的が曖昧だと、自分に合った留学プランを立てにくくなるため要注意です。
2.留学期間・留学時期の決定
ハワイ留学の目的を決めたら、留学期間と留学時期を検討します。留学期間は大きく短期留学と長期留学に分けられます。
| 主なメリット | 主なデメリット | |
| 短期留学(3ヶ月未満など) | ・就学時間が週18時間未満ならビザの取得が不要 ・費用を抑えて留学できる ・長期休暇を利用して留学しやすい | ・目的が曖昧だと成果を得づらい ・物足りなさを感じる可能性がある |
| 長期留学(6ヶ月から1年間など) | ・長期間英語に触れられる ・観光やアクティビティを満喫できる | ・費用が高額になりやすい ・休学や休職が必要となる可能性がある |
「短期留学は意味がない?」と不安に感じる方もいますが、目的意識を持って行動すれば、十分に意味のある留学生活を送れます。詳しくは「短期留学の費用・魅力は?注意点や準備、人気の国も紹介」をご覧ください。
また、ハワイはどのシーズンでも過ごしやすい気候であるため、明確にオフシーズンという時期はありません。ただし、イベントや自然環境は各シーズンで異なるため、時期選びの参考にしましょう。
加えて、夏休みなどの長期休暇を利用して留学する場合、語学学校の日本人比率が高まる傾向があります。日本人コミュニティと距離を置きたい場合、国籍比率や日本人スタッフの有無などを確認して、日本人が少なそうな学校を選ぶのも有効でしょう。
3.語学学校の手配
目的や予算に適した語学学校を選びましょう。
語学学校選びで着目すべき要素
- 学びたい分野が取り扱われているか
- 週のコマ数やクラスの人数
- サポート体制
- 国籍比率
- 日本人スタッフの有無
- 現地オフィスの有無
例えば、日本人が周りに多い方が安心できる場合、日本人の国籍比率が高い語学学校がおすすめです。また、英語を集中的に学びたい場合は、週のコマ数が多いコースやマンツーマンレッスンを提供している語学学校が良いでしょう。
各語学学校の公式サイトはもちろん、資料請求や問い合わせで情報収集を進めましょう。語学学校の選び方については「語学学校の確実な選び方|経験者の意見・満足度を基に徹底解説」でも解説しています。
4.滞在先の手配
ハワイ留学における滞在先は、語学学校経由で手配するのが一般的です。多くの場合、ホームステイと学生寮から選択できます。
また、長期留学の場合は、ハワイでの生活に慣れてきた段階でシェアハウスに切り替える方が多いです。シェアハウスは以下のような方法で見つけることができます。
ただし、ハワイでは不動産広告サイトを用いた詐欺被害が発生しています。大家との面談や物件の下見などを行い、適切に契約できる物件であるかを確認しましょう。
なお、語学学校や滞在先の手配方法は、留学エージェントの活用と個人手配に分けられます。留学エージェントを活用するメリットは、渡航準備や現地生活のサポートを受けられる点です。一方、個人手配であれば、費用を抑えつつ幅広い選択肢から柔軟に留学プランを立てられます。
「個人手配は難しそう」と考える方も少なくありませんが、留学先や語学学校が明確であれば十分に可能です。詳しくは「留学は個人手配できる!留学までの流れと注意点を解説」をご覧ください。
5.パスポート・ビザの手配
現在パスポートを所持していない場合は、各都道府県のパスポートセンターでの取得手続きを行います。また、学生ビザを取得するためには、現地での滞在期間+6ヶ月間の残存期間が必要です。パスポートを所持している場合でも有効期間を確認しましょう。
ハワイ留学では、留学期間が90日未満かつ週18時間以上就学しない場合は、ビザの取得が不要です。ただし、電子渡航認証システム「ESTA」の事前登録が求められます。
一方、以下のいずれかに該当する場合は学生ビザの取得が必要です。
- 留学期間が91日以上である
- 週18時間以上就学する
学生ビザの種類は通常「F1ビザ」です。ただし、職業向けの専門学校に通う場合や、実務研修を受ける場合などは、「M1ビザ」や「J1ビザ」の取得が求められます。
学生ビザの取得の流れは、大きく以下のとおりです。
- 留学先の語学学校に入学申請を行い、入学許可証(I-20フォーム)を受け取る
- オンラインでビザ申請書(DS-160フォーム)を記入・作成する
- 最寄りの大使館または領事館で面接を受ける
- 問題がなければビザが発給される
6.航空券の手配
航空券の種類は大きく片道航空券と往復航空券に分けられます。ハワイ留学で必要な航空券は、学生ビザの取得の有無によって異なります。
学生ビザを取得する場合は、片道航空券のみで入国が可能です。往復航空券を購入した方が料金は安価になりやすいですが、帰国日が不明瞭な場合は片道航空券の方が柔軟に対応できます。
一方、学生ビザを取得せず、電子渡航認証システム「ESTA」のみで留学する場合、入国時には往復航空券の提示が必要です。帰国日を明確にしたうえで、復路分の航空券も購入しましょう。
航空券の手配方法は、大きく以下の4つです。
- 航空券の比較サイト
- 航空会社の公式サイト
- 旅行会社・旅行代理店の公式サイト
- 旅行会社・旅行代理店の店舗
航空券の料金を節約したい場合は、航空券の比較サイト(Trip.comなど)の活用がおすすめです。一方、専門家に相談しながら自分に最適な航空券を選びたい場合は、旅行会社や代理店の店舗に足を運ぶと良いでしょう。
7.留学保険の加入
留学保険とは、現地生活での病気やケガに備えるための保険です。ハワイ留学において、留学保険への加入は法的義務ではありませんが、語学学校や大学によっては加入を義務付けているケースがあります。
アメリカは医療費が高額であり、日本の医療保険制度は利用できません。万が一、病気やケガで現地の医療機関を利用することになったら、莫大な費用がかかる恐れがあります。
留学保険に加入していれば、高額な医療費に備えることができます。予算の見通しがつきやすくなり、現地生活の安心感も生まれるでしょう。
留学保険に加入する際には、以下のような点に着目して保険会社やプランを選択しましょう。
- 補償内容
- 特約(緊急一時帰国費用/生活用動産補償など)の有無
- 保険料
- サポート体制
ハワイ留学の場合、留学生などが活用できるアメリカの医療保険制度「F1 Visa Student Health Insurance」も選択肢のひとつです。留学保険について詳しくは「留学保険への加入は必須?費用・相場や選び方もわかりやすく解説」をご覧ください。
8.現地の生活情報を確認
現地の生活情報を確認することで、万が一のトラブルに備えられ、快適にハワイでの生活を開始できるようになります。
確認すべき主な生活情報
- 物価
- 家賃相場
- 交通網
- 公共交通機関への乗り方
- チップ文化
- SIMカード・携帯電話の契約方法
- 緊急時の連絡先
- 現地の治安情報
- 現地の生活習慣・食文化
- 日本の商品を取り扱うお店
実際にハワイ留学の経験がある方の体験談を確認すると、困りやすいことや事前に確認すべきことなどを把握できます。
9.必要な持ち物の確認・準備
パスポートや学生ビザ以外にも、ハワイ留学では以下のような持ち物を用意しましょう。
ハワイ留学で持っていくべき代表的なもの
- 現金
- クレジットカード
- 携帯電話
- 充電器
- 変圧器
- 常備薬
- 化粧品
- 衣類・下着
- 紫外線対策グッズ
先述したとおり、ハワイは紫外線が強いため、紫外線対策グッズは必須です。現地で自分の肌に合う商品が見つかるとは限らないため、渡航前に準備しましょう。
また、現地では購入できないインスタント食品やホストファミリーへのプレゼントなども必要に応じて準備しましょう。事前に渡航先で購入できる商品を調べておくと、荷物をコンパクトにまとめられます。
ハワイ留学に関するよくある質問
ハワイ留学が自分に合っているかどうかを適切に判断するためにも、細かい疑問を解消し、検討を重ねましょう。ここでは、ハワイ留学に関するよくある質問に回答します。
Q.ハワイ留学でアルバイトはできる?
学生ビザの有無にかかわらず、語学留学や短期留学中は原則としてアルバイトは認められません。ただし、大学に通って一定の成績要件などを満たすと、週20時間までのアルバイトが認められるケースがあります。
Q.ハワイ留学で必要な語学力は?
ハワイの語学学校に留学する場合、高度な語学力は必要ありません。留学前の語学力を自己評価した調査結果は、以下のとおりです。
| 留学前の語学レベル | 割合 |
| 入門レベル | 34.1% |
| 初級レベル | 41.9% |
| 中級レベル | 21.8% |
| 上級レベル | 2.1% |
自身の語学力を入門または初級レベルと評価した方が76%を占めます。
ただし、留学前に基礎的な語学力を習得していれば、現地での英語学習の効率が向上する可能性があります。また、積極的にコミュニケーションを取る意識が生まれ、自信や思い出にもつながるでしょう。
Q.ハワイ留学は意味ないって本当?
なかには、以下のような理由から「ハワイ留学は意味ない」と不安を覚える方がいます。
- 日本人が多い
- 誘惑が多い
日本人とばかり交流したり、目的意識を持たずに生活したりすると、実りの少ない留学生活になる恐れがあります。
しかし、目的意識を明確にして日本人との距離感を保てば、有意義な留学生活を送れます。治安が良く、観光地を楽しみながら英語を学べる点も魅力であるため、ぜひ検討してみてください。
まとめ│ハワイ留学の個人手配ならwarpleにお任せ!
ハワイは美しいビーチや豊かな自然を楽しみながら英語やユニークな専門分野を学べる魅力的な留学先です。日本人が多く、比較的治安が良い環境であるため、初めての留学でも安心して生活できるでしょう。
しかし、留学費用が高額であり、日本人が多いことで英語学習に集中できない恐れがあるなどの注意点があります。留学費用やメリット・デメリットを考慮したうえで、自分に最適な留学先かどうかを判断しましょう。
また、語学学校や滞在先の手配では、個人手配がおすすめです。個人手配であれば、留学エージェントの手数料がかからず、幅広い選択肢から柔軟に留学の計画を立てられます。
留学を個人手配できる「warple」なら、語学学校や滞在先の手配といった事前準備をオンラインで完結できます。まずは気になる語学学校の資料請求や問い合わせを活用し、情報収集を進めてみてはいかがでしょうか。











