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warple編集部
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「安い語学学校を選んで留学費用を抑えたい」
このように考えていますか。
留学費用の中でも語学学校に支払う金額が占める割合は大きいため、経済的な負担を抑えたい場合は着目すべき点です。
しかし、安い語学学校ならではの注意点があることも事実です。
そこで本記事では、語学学校選びについて以下の内容を解説します。
- 語学学校の費用の内訳・目安
- 語学学校の費用を安くする方法
- 安い語学学校の注意点
- 語学学校の費用が安い留学先
これらの内容を確認して、予算や目的に合った語学学校を選びましょう。
語学学校の費用の内訳・目安
語学学校の費用の内訳は以下の通りです。
- 入学金
- 授業料
- 教材費
- アクティビティ費用
目安については以下の表を参考にしてください。
語学習得のための留学にかかった総費用 | 割合 |
50万円未満 | 25.1% |
50万円~100万円未満 | 28.5% |
100万円~150万円未満 | 9.6% |
150万円~200万円未満 | 8.5% |
200万円~300万円未満 | 5.8% |
300万円~400万円未満 | 2.4% |
400万円~500万円未満 | 1.4% |
500万円~750万円未満 | 1.7% |
750万円~1000万円未満 | 0.2% |
1000万円以上 | 0.2% |
わからない/覚えていない | 16.8% |
上記の費用は学費・生活費・渡航費・手続きなどにかかる経費の総額ですが、それらを含めても50万円未満・50〜100万円程度の費用が大多数であることがわかります。ここから、ある程度、語学学校の学費の目安が分かるはずです。
ただし、物価が高い国やコース内容が充実している場合などは授業料も高額になりやすいです。
また、日本学生支援機構による「平成30年度 海外留学経験者追跡調査」によれば、実際に留学した方における1ヵ月あたりの学費の中央値は5〜10万円未満という結果も出ています。
今よりも円高な時期かつ大学留学も含まれた調査結果ですが、参考のひとつとしてください。
安い語学学校は授業の質が低い?
安い語学学校だからといって授業の質が低いとは限りません。
語学学校の費用は大きく以下のような要因から決まります。
- 物価
- 立地
- 建物・設備
- 授業の種類・形態
- アクティビティ
そのため、安い語学学校でも質の高い授業が提供されている場合もあります。
ただし立地や設備の充実度など、安いゆえに妥協せざる得ない点もあるでしょう。
語学学校の費用を安くする5つの方法
ここでは、語学学校の費用を安くする方法を5つ解説します。
ただし、ここで紹介する内容はあくまでも傾向であるため、最終的には各語学学校を個別に比較・検討しましょう。
物価が安い国へ留学する
物価が安い国は語学学校の学費も安い傾向にあります。
✓物価が安い国の例
- フィリピン
- マルタ
- マレーシア
- フィジー
また物価が安ければ生活費も抑えられるため、留学費用全体を抑えやすいです。
ただし、米国や英国などの発音と比べると、独特のなまりがある場合もあるので、この点も留意しながら選びましょう。
留学期間・コースを見直す
語学学校は留学期間を調整できるため、留学期間を短くすることで授業料の削減が可能です。
ただし授業1回あたりの料金は、中・長期で留学した方が安くなる傾向にあります。
また、同じ語学学校でもコースによって授業料が異なる場合があります。
具体的には1週間のコマ数が少ないコースや、グループ型で一般英語を学ぶコースなどであれば、授業料を抑えやすいです。
一方で、1週間あたりのコマ数を増やす場合や各種オプションを利用する場合などは授業料が高額になります。
オフシーズンに留学する
留学時期をオフシーズン(秋から冬)にすることで語学学校の費用を削減できます。
オフシーズンは留学生が集まりにくく、授業料が割引されるケースがあるためです。
また、渡航費用も抑えやすく、少人数で授業を受けられる可能性もあります。
ただし、ハイシーズンとは異なり長期的な休みを取りにくい、留学先の気候が過ごしにくいなど、ネガティブな要素があるかもしれません。
割引キャンペーンを活用する
語学学校の割引キャンペーンを活用することで授業料を安くできます。
キャンペーンには、以下のような条件が付いていることが一般的です。
- 申込期限
- 授業開始時期
- 最低利用期間
- 適用コース
全ての語学学校で常に実施されているわけではありませんが、条件に当てはまれば費用を抑えて留学できます。
特定の語学学校に拘りがない場合などは検討しましょう。
留学を個人で手配する
語学学校の個人手配も検討しましょう。
個人手配とは、自分で語学学校への手続きや航空券の取得、ビザの申請、宿泊先の確保などを行うことです。
留学エージェントに支払う費用を削減できるため、留学先や目的などが明確であればおすすめの方法です。
難しそうに思うかもしれませんが「warple」を使えばオンライン上で簡単に語学学校の申込みや渡航準備、宿泊先の手配などができます。
個人手配については「留学は個人手配できる!留学までの流れと注意点を解説」で詳しく解説しています。
安い語学学校 3つの注意点
安い語学学校には注意点もあります。
ここでは、安い語学学校の注意点を3点解説しています。
語学学校を選ぶ前に確認してください。
「語学学校が安い=留学費用が安い」ではない
「語学学校が安い=留学費用が安い」ではない点に注意が必要です。
留学では語学学校の授業料以外に滞在費や生活費などが発生します。
例えば授業のコマ数を削減して授業料を抑えても、アメリカのニューヨークやシンガポールのように物価が高いと、合計の留学費用が高額になる可能性があります。
そのため最終的な目的が「留学費用を抑える」であれば、語学学校の費用以外にも着目して留学プランを立てましょう。
学びたい内容が含まれているコースかを確認する
授業料が安いコースを選んだ結果、学びたい内容が含まれていなければ本末転倒です。
また、オプションの内容やアクティビティの豊富さも学校によって異なります。
そのため、まずは「何のために留学するか」を明確にしてから語学学校選びに移りましょう。
授業の環境や内容を確認する
格安の語学学校の授業には、以下のような落とし穴が存在する可能性もあります。
- 1回のレッスン時間が短い
- 1クラスの人数が多い
- 電子黒板などの設備が不十分
- 教材のコピーをテキストとして使っている
結果として学習の質が下がり、留学の成果を出せないかもしれません。
そのため、候補となる語学学校はどのような環境で授業をしているか調べましょう。
語学学校の費用が安い主な留学先 5選
語学学校の費用は物価にも左右されるため、授業料が安い傾向にある留学先が存在します。
ここでは、英語が学べて語学学校の費用が安い留学先を5つ紹介します。
フィリピン
フィリピンはタガログ語と英語が公用語で、9割以上の方が英語を話します。
公共の場では英語を使うことが多く、広告やテレビ、道路標識なども英語表記なので、英語習得を目的とした留学で人気の国のひとつです。
フィリピンの物価は日本の4〜5分の1といわれており、語学学校の授業料も安いです。
また講師とのマンツーマン授業も多いため、効率良く英語力を習得できる環境です。
安価かつ効率的に英語を学べるので、2ヶ国留学の1ヶ国目としても人気があります。
マルタ
マルタは地中海に浮かぶ人口約53万人の島国で、公用語はマルタ語と英語です。
欧米の中でも物価が安いため、費用を抑えて語学留学をしやすいです。
また他のメジャーな留学先と比較して日本人が少なく、必然的に英語に触れる機会が増えるので、短期間で英語力の向上を目指せます。
地中海の雰囲気を楽しむことができ、イタリアやフランスなどの周辺国にも遊びに行きやすいので、ヨーロッパの文化や雰囲気に興味がある方にもおすすめです。
マレーシア
マレーシアの公用語はマレー語ですが、準公用語として英語が使われています。
ビジネスシーンでは英語を話すことが一般的で、買い物時や飲食店などでも英語が通じることが多いです。
マレーシアで話される英語は「マングリッシュ」とも呼ばれており、単語や文節を区切って発音するため日本人でも聞き取りやすい傾向があります。
またマレーシアは親日国であり、イオンやダイソー、ユニクロなどの日本企業も進出しているので、日本人が生活しやすい環境です。
さらに多民族国家のため、さまざまな文化や言語に触れられる点も魅力です。
南アフリカ共和国
南アフリカ共和国は英語を含む多数の公用語を有する国です。
多くのテレビ・ラジオやお店の看板などでは英語が使われており、英語+αの言語を話せる方が多いです。
南アフリカ英語はイギリス英語がベースですが、独特な語句が使われることがあり、アクセントも人種によって異なる点が特徴です。
日本からの留学においてはメジャーな国ではないため、集中して英語を習得できます。
また、マラウイ湖国立公園やボルダーズビーチなど、南アフリカならではの大自然に触れられる点も魅力です。
ただし、日本ほど治安はよくないため、入念な事前調査を行ったうえで留学に臨みましょう。
カナダ
カナダ留学の魅力のひとつは、他の国と比較して癖のない綺麗な英語を学べる点です。
また、ゆっくりと話す方が多く聞き取りやすいので、留学先としても人気があります。
上述した国々よりは物価や語学学校の授業料が高いですが、隣接するアメリカの主要都市よりも安価に留学ができます。
さらに多民族国家で異文化の方が一緒に暮らしているので、留学生も受け入れられやすいです。
治安が良く自然と都市が両立した環境でもあるため、日本人でも暮らしやすいはずです。
まとめ
今回は安い語学学校の探し方や注意点、費用を抑えて留学できる国などを解説しました。
費用を抑えて留学したい方は、安い語学学校を選ぶ選択肢が有力です。
安い語学学校でも自分の目的に合っていれば、質の高い授業を受けられます。
しかし、安い語学学校には注意点があることも事実なので、必ず事前に確認して後悔のない選択をしてください。
また、費用を抑えて留学したい人は、エージェントを使わずに個人手配する方法がおすすめです。
自分で語学学校への手続きや渡航準備などを行う必要がありますが、費用を抑えて幅広い選択肢の中から留学プランを立てられます。
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