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warple編集部
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「語学留学は意味がない?」
「語学留学に行くべきか」
このように考えていませんか。
語学留学では、語学力の向上や海外の文化・アクティビティの体験などが可能です。
しかし現地での過ごし方次第では、十分な効果を得られない可能性があります。
そこで本記事では、語学留学について以下の内容を解説しています。
- 概要
- 魅力
- 注意点
- 費用
- 準備
- おすすめの留学先
「語学留学に行くべきか」「何から準備すべきか」が理解できるため、最後までご覧ください。
語学留学とは
語学留学とは、語学力の向上を目的とした海外留学です。
留学中はホームステイや学生寮で生活しながら現地の語学学校に通うことが一般的です。
語学学校に通わない時間は、現地生活や観光、アクティビティなどを体験できます。
語学留学では3ヶ月未満の短期留学が人気で、語学力を向上できれば海外大学への進学なども視野に入れられます。
語学留学の魅力4選
語学留学には、言語力の向上を含む複数の魅力があります。
ここでは、語学留学の魅力を4つ解説します。
語学力が向上する
語学留学では、語学学校や現地生活で外国語漬けの毎日を送れるため、実用的な語学力の習得が可能です。
日本学生支援機構の調査によれば、語学留学前後の語学レベルを自己評価した項目では以下のような結果が出ています。
入門レベル | 初級レベル | 中級レベル | 上級レベル | |
留学前 | 37.0% | 45.3% | 16.2% | 1.5% |
留学後 | 9.0% | 37.0% | 48.2% | 5.8% |
語学留学によって語学力の向上を実感している方が多いです。
海外の文化や価値観に触れられる
語学留学中は現地生活を通じて日本にはない文化を体験できます。
また現地住民や語学学校の生徒とも交流できるため、新たな価値観が生まれるきっかけになるでしょう。
前述の調査では、86.3%の方が留学によって考え方が変わったと回答しています。
変化した考え方 | 変わったと回答した方の割合 |
文化面 | 53.1% |
人生観 | 40.9% |
社会の捉え方 | 40.3% |
文化面や人生観、社会の捉え方への考え方が変われば、帰国後の過ごし方や意識も変化するはずです。
観光やアクティビティを体験できる
語学留学中は観光やアクティビティを体験できます。
留学で人気のオーストラリアを例に挙げると、世界遺産の「エアーズロック」や「オペラハウス」、アクティビティではマリンスポーツなどがあります。
日本では体験できないことも多いため、貴重な思い出になるはずです。
就職活動でアピールできる
語学留学の経験は就職活動でもアピールできます。
実際に語学留学をした56.7%の方が、就職活動や進路決定に役立ったと回答しています。
一方で、語学留学が就職活動や進路決定の妨げになったと感じた方は3.3%です。
就職活動では、以下の項目で「留学が役に立った」と感じている方が多いです。
- 留学経験・国際経験
- 語学力(語学試験のスコア)
グローバル化が進む昨今、語学力や国際経験を有する人材は重宝されるでしょう。
語学留学は意味がない?注意点3選
一方で「語学留学は意味がない」と考える方がいるのも事実です。
ここでは、語学留学の注意点を3つ解説します。
語学力が伸びるとは限らない
語学留学で語学力が伸びるかは現地での取り組み方次第です。
以下のような過ごし方をすると、せっかく留学しても語学力は伸びにくいです。
- 日本人とばかり交流している
- 現地で積極的にコミュニケーションを取らない
- 語学学校以外で勉強しない
特に短期留学だと必然的に英語に触れる時間が短くなります。
また、語学留学をした29.8%の方が帰国後の語学力の維持で悩んだという結果もあります。
そのため、留学中だけでなく帰国後の学習も重要です。
休学・休職が必要な可能性がある
留学期間が中・長期間の場合、休学や休職が必要となる可能性があります。
休学すれば同期よりも卒業が遅れますし、休職する場合は給与が得られないというデメリットがあります。
経済的な負担や進路への悪影響が発生する可能性に留意しましょう。
就活で有利になるとは限らない
語学留学が必ずしも就活で有利になるとは限りません。
語学留学に行った事実ではなく、留学中に何を得たかが重要となります。
休学して周りよりも卒業が1年遅れる場合、明確な強みがないと就活で不利になる可能性があります。
一方、ある調査(*1)では、企業採用担当の65.5%が「留学中の学生のための選考における配慮(オンライン面接・採用時期の変更)を実施・強化したい」と回答しました。
ここで重要なのは、留学経験が自身や社会、企業にとって有益であるか否かという点です。
留学前に目的を明確にし、充実した留学生活を送りましょう。
*1 【プレスリリース】「就職活動と留学に関する意識調査」結果について- 文部科学省
語学留学の費用
語学留学で発生する費用の内訳は以下の通りです。
- ビザ申請費用
- 渡航費
- 留学保険(加入する場合)
- 学費
- 滞在費
- 生活費
- 留学エージェント費用(利用する場合)
また日本学生支援機構の調査によれば、語学留学経験者が実際に留学でかかった総費用の中央値・最頻値は「50〜100万円未満」です。
語学留学の総費用 | 割合 |
50万円未満 | 25.1% |
50~100万円未満 | 28.5% |
100~150万円未満 | 9.6% |
150~200万円未満 | 8.5% |
200~300万円未満 | 5.8% |
300~400万円未満 | 2.4% |
400~500万円未満 | 1.4% |
500万円以上 | 2.1% |
わからない/覚えていない | 16.8% |
ただし、留学費用は以下の要素でも変動します。
- 留学期間
- 留学先の物価
- 渡航時期
- 語学学校のコース
- 滞在方法
短期留学であれば現地での生活費を抑えられます。
実際に留学期間3ヶ月未満の留学総費用の最頻値は50万円未満です。
また、留学先の物価が安ければ現地での生活費や学費が抑えやすく、オフシーズンの渡航なら航空券の取得費を節約できます。
その他、語学学校のコースや滞在方法でも費用が変わるため、特徴と費用を踏まえて自分に合った選択をしましょう。
留学費用については「留学費用はいくらかかる? 国別の費用相場と7つの節約方法」で詳しく解説しています。
語学留学の準備5選
語学留学に行くと決めたら、目的の明確化や留学先の決定などの様々な準備が必要です。
ここでは、語学留学の準備を5つ解説します。
目的・留学期間の決定
語学留学に行くと決めたら、最初に目的を明確にしましょう。
✓語学留学の目的の例
- 実用的な語学力の習得
- TOEICスコアの向上
- 現地生活の体験
- 国際交流
目的が明確であれば、留学先を決める際の判断材料や留学中の行動指針となります。
また、同時に留学期間も決定しましょう。
語学留学では3ヶ月未満の短期留学が人気です。
留学期間 | 割合 |
3ヶ月未満 | 48.9% |
3~6ヶ月未満 | 14.9% |
6ヶ月~1年未満 | 20.2% |
1~2年未満 | 10.2% |
2~4年未満 | 4.4% |
4年以上 | 1.4% |
「短期留学では語学力が向上しないのでは」と考える方もいますが、現地での過ごし方や目的意識が明確であれば十分に成長できます。
短期留学については「短期留学の費用・魅力は?注意点や準備、人気の国も紹介」で詳しく解説しています。
留学先・語学学校の決定
決定した目的を達成できる留学先を選びます。
候補となる留学先が複数ある場合は、以下の点に着目しましょう。
- 言語の特徴(発音など)
- 物価
- 生活環境
- 文化・国民性
- 治安
同じ国でも都市によって特色が異なる場合があります。
観光地や土地の特徴、希望の語学学校などを踏まえて選択してください。
また、語学学校選びで着目すべきポイントは以下の通りです。
- 学習環境
- 学べる分野
- 友人を作れる環境か
- 異文化の人と交流できる環境か
語学学校の選び方については「語学学校の確実な選び方|経験者の意見・満足度を基に徹底解説」で詳しく解説しています。
滞在方法の決定
語学留学の滞在方法は、以下の2つが人気です。
- ホームステイ
- 学生寮
特に短期留学の場合は半数以上の方がホームステイを選択しています。
ホームステイは現地の一般家庭の生活を体験でき、日常会話も習得しやすい点が魅力です。
一方で、学生寮は留学生同士の交友関係を作りやすく、語学学校の近くに滞在できる点がメリットです。
メリットを比較して自分に合った滞在方法を選びましょう。
また、滞在先を探す主な方法は以下の通りです。
- 学校の紹介
- 留学プログラムの指定
そのため、まずは語学学校や留学プログラムを決めることが大切です。
基礎的な語学力の習得
語学留学において、留学前の高度な語学力は必須ではありません。
実際に留学前の語学力を自己評価した調査では、以下の結果が出ています。
語学レベル | 割合 |
入門レベル | 37.0% |
初級レベル | 45.3% |
中級レベル | 16.2% |
上級レベル | 1.5% |
自身の語学力を入門・初級レベルと評価した方が82.3%を占めます。
しかし、留学前に基礎的な語学力があれば、留学先の日常生活でも積極的にコミュニケーションを図れます。
自ら言語を話す機会が増えれば、効率的に実践的な語学力を向上させられるでしょう。
また、現地住民とたくさん交流できれば帰国後の自信にも繋がるはずです。
渡航準備
語学留学では以下のような渡航準備が必要です。
- パスポート・ビザの取得
- 航空券の取得
- 留学保険の加入(加入する方のみ)
- 語学学校・宿泊先の手配
パスポートは全員が必須ですが、ビザは留学期間や渡航先によって要否や種類が異なります。
ビザについては「留学に必要なビザまとめ|国ごとに種類・準備物をわかりやすく解説」で詳しく解説しています。
また航空券は比較サイトや航空会社の公式サイトなどで手配が可能です。
詳しくは「留学の航空券の手配は簡単!購入方法・種類をわかりやすく解説」をご覧ください。
留学保険への加入は基本的に必須ではありませんが、留学先では日本の健康保険制度が使えないため、基本的には加入をおすすめします。
留学保険については「留学保険への加入は必須?費用・相場や選び方もわかりやすく解説」で詳しく説明しています。
また、渡航準備や語学学校の手配の方法は、大きく以下の2つに分けられます。
- 留学エージェントへの依頼
- 個人手配
留学エージェントは、渡航準備だけでなく現地生活のサポートも受けられる点がメリットです。
一方で個人手配であれば費用を抑えて留学ができ、計画も幅広い選択肢から立てられます。
「個人手配は難しい」と考える方もいますが、留学の目的や国が決まっていれば難しくないため、ぜひ挑戦してみてください。
詳しくは「留学は個人手配できる!留学までの流れと注意点を解説」をご覧ください。
語学留学でおすすめの英語を学べる国5選
英語の習得を目指す場合、留学先には様々な選択肢があります。
ここでは、英語を学べるおすすめの国を5つ紹介します。
カナダ
カナダ留学の魅力は、癖の少ない綺麗な英語を学べる点です。
多民族国家なので、日本人でも受け入れられやすいでしょう。
また、隣接するアメリカよりも物価が安いため、費用を抑えて北米に語学留学したい方にもおすすめです。
カナダ留学では、以下のような都市が主な選択肢となります。
- バンクーバー
- トロント
- モントリオール
- ビクトリア
特にバンクーバーはイギリスのエコノミストが調査した「最も住みやすい都市」でも上位に入っているため、安心かつ快適に生活できるはずです。
フィリピン
フィリピンは物価が安く、費用を抑えて語学留学できる点が魅力です。
マンツーマン授業を提供する語学学校が多いので、効率的に英語力の向上を目指すことができ、2ヶ国留学の1ヶ国目としても人気があります。
フィリピン留学では、以下のような都市が人気です。
- セブ島
- バギオ
- マニラ
- クラーク
フィリピンはリゾート地としても有名なため、リフレッシュしながら英語を学びたい方にもおすすめです。
オーストラリア
オーストラリアは世界最高水準の最低時給を誇っている点が特徴です。
学生ビザでも2週間で48時間まで就労できるため、働きながら実践的な英語を習得したい方にもおすすめです。
また有名な観光地が多く、多国籍国家で様々な価値観に触れられるため、視野が広がるきっかけにもなるでしょう。
オーストラリアには、以下のような人気の都市があります。
- シドニー
- メルボルン
- ブリスベン
- パース
- ゴールドコースト
イギリス
イギリスへの語学留学の魅力は、英語発祥の地で本場のイギリス英語を学べる点です。
「バッキンガム宮殿」を含む歴史ある建造物や最新の音楽・ファッション、スポーツ観戦などを楽しめます。
また、ヨーロッパ諸国への格安航空便も出ているため、ヨーロッパの文化や観光に興味がある方にもおすすめです。
イギリス留学では以下のような都市が人気です。
- ロンドン
- マンチェスター
- オックスフォード
- ケンブリッジ
- ブライトン
マルタ
マルタの魅力は他のヨーロッパ諸国と比較して費用を抑えて語学留学できる点です。
中世の雰囲気や、地中海の観光地などを味わいながらイギリス英語に近い発音を学べます。
また「聖ヨハネ大聖堂」や「アッパーバラッカガーデン」など豊富な観光地があり、比較的気軽にヨーロッパ諸国への旅行も行けます。
マルタ留学では以下のような都市が人気です。
- バレッタ
- セントジュリアンズ
- スリマ
- セントポールズベイ
マルタ留学については「マルタ留学の特徴・費用は?メリット・デメリットや人気の都市を解説」で詳しく解説しています。
まとめ
今回は語学留学の魅力や費用、注意点、準備などを解説しました。
語学留学に行けば、語学力の向上や新たな価値観との出会いが可能となります。
海外生活が思い出になるだけでなく、帰国後の就職活動の優位性や過ごし方の変化にも繋がるでしょう。
この記事を読んで語学留学に興味が湧いたら、目的の明確化から初めてみてはいかがでしょうか。
また、語学留学の準備の方法は大きく以下の2つです。
- 留学エージェントへの依頼
- 個人手配
特に個人手配であれば費用を抑えつつ幅広い選択肢から留学プランを立てられます。
「個人手配は難しそう」と考える方もいますが、留学を個人手配できる「warple」ならオンラインで渡航準備や語学学校の手配を完了できます。
気になる方は確認してみてください。
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