悪質な留学エージェントを避ける対策4点|会社選びの前にすべきことも解説

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warple編集部

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「留学エージェントの中には悪質な会社があると聞いて不安」

このようにお困りではないでしょうか?

留学が初めての場合、エージェントを利用する方も多いでしょう。特にそういった方は「良いエージェントを利用したい」「悪質な会社は避けたい」と考えるはずです。

そこで本記事では、悪質なエージェントを避け、満足の行く留学体験をするために、以下の点を分かりやすく解説します。

  • 悪質な留学エージェントの特徴・対策
  • 自分に合ったエージェントを選ぶために、明確にすべき点

あなたに合った留学エージェントを見つけ、留学を成功させたい方は、ぜひ最後までご覧ください!

留学エージェントを選ぶ前に明確にすべき4つの点

悪質な留学エージェントの特徴を紹介する前に、知っておいてほしいことがあります。

それは、前提として悪質(=故意に顧客に不利益を与えようとする)な業者は少ないということです。

特に、留学会社などを認証・審査するJ-CROSSやJAOS、JAFSAなどに認証・加盟している会社を選べば、酷いサービスを受けることは少ないでしょう。

しかしSNSなどで「〇〇という会社は悪質」などの声があることは確かです。

そして、こういった不満の多くは自分の求めているサービスが受けられなかったことが原因です。

例えばあなたが「オーストラリアのワーキングホリデーの前に、フィリピンで語学留学をする」という目的を持っていたとします。

しかし利用した会社が二カ国留学の斡旋を得意としておらず、サービスが円滑に受けられなかったら、「留学エージェントなのにサービスを満足に提供できないなんて悪質だ」を感じる可能性が高いです。

このため、最も重要なのは留学エージェントを選ぶ前に、留学に必要な点を明確化することです。

そこで「最低限、これだけは明確にしてほしい」という4点を解説します。

以下の点を明確にさせて留学エージェントを選ぶことで、満足の行く留学体験ができる可能性が上がりますよ。

留学の目的

最も重要なのは、留学の目的を明確化することです。

✓留学の目的の例

  • 外資系の会社に入社するため、語学力を向上させる
  • 人生経験を豊かにするため、海外で働いたり、旅行したりする
  • 将来的に海外に移住するため、お試しで滞在する

目的は具体的であればあるほど、自分に合ったプランをエージェントに提案してもらいやすくなります。

受けたいサービス

留学するうえで、どういったサービスを受けたいのかも明確にしましょう。

✓留学サービスの例

  • 海外旅行保険加入や航空券取得の代行
  • 現地でのサポート
  • 留学後の就職斡旋

受けたいサービスを提供してくれるエージェントを探せば、「期待していたサービスが受けられなかった」という残念な思いをしなくて済みます。

また、同じサービスでもエージェントによって費用が違うため、見積もりの比較がしやすいというメリットがあります。

留学の予算

留学予算も明確にしておきましょう。

予算が分かれば、「どういったサービスが受けられて、どういったサービスが受けられないのか」が分かります。

予算が曖昧だと無駄なサービスを追加してしまい、留学斡旋の手数料が高額になる可能性も。予想以上に高額になると、不満の原因になり得ます。

留学にあたって不安なこと

他にも留学にあたって不安なことも書き出しておきましょう。

✓留学に対する不安の例

  • 現地でトラブルがあった時にどうすればいいかわからない
  • ビザや航空券の取得の方法がわからない
  • 現地での仕事探しやレジュメの書き方がわからない

ここで書き出した不安は、あなたが留学時に重視している点と関係している事が多いです。不安を書き出しておけば、エージェントが解決策を提示してくれ、結果として満足のいく留学ができる可能性が高まります。

悪質な留学エージェントの特徴と対策

ここまで、留学エージェントを選ぶ前に明確にすべき点を解説しました。

本題から逸れていたように感じるかもしれませんので、改めて書くと「エージェントに対する不満の多くは、期待していたサービスを受けられなかったこと」が原因です。

つまり、上記4点を明確にしなければ、良いエージェントに当たっても満足できない可能性があるのです。

このため、必ず留学の目的や受けたいサービスなどは明確化させておきましょう。

また、自分なりに留学について考えることで、エージェントに聞きたいこと、やりたいことが具体化し、あなたの留学プランが充実したものになります。

その希望に応えてくれるエージェントが見つかれば、良い留学体験を得られるはずです。

ここからは、上記4点を明確にした上であっても「悪質」だと言える留学エージェントの特徴、その対策を紹介します。

現地の情報に詳しくない

あなたの希望する留学先に詳しくないエージェントは避けましょう。

エージェントによって、得意な国・不得意な国があります。不得意な国の場合、現地情報が乏しく間違った情報をもとに斡旋が行われるかもしれません。

実際、平成17年には「入国には就労許可が必要だということをエージェントが把握しておらず、顧客が入国できなかった」ことで、大手斡旋会社が損害賠償を求められるという裁判が行われています。(参考:全相協つうしん 「消費生活相談員のための判例紹介」)

入国条件やビザの取得条件などは、毎年のように変更されます。留学エージェントが変更を把握しておらず、先ほど紹介した事例のように大きなトラブルになってしまう可能性もあるのです。

対策

率直に「〇〇(国名)留学を希望しているが、御社の顧客のうち何%を〇〇(国名)へ送り出していますか?」と聞いてみてもよいでしょう。

多くの留学生を送り出しており、SNSなどにも悪い口コミが挙がっていないのであれば、問題なく留学できると考えて差し支えありません。

また、現地オフィスを持つ留学エージェントもあります。こういった会社は常に最新情報を取得しているため、安心して利用できます。

費用が相場よりもかなり高い

留学費用が相場よりもかなり高額なケースがあります。

3社以上に相見積もりを取らなければ相場感は掴めません。しかし、複数社のエージェントを利用する方は少ないはずです。

留学斡旋団体の利用者を対象にした調査で、見積もり取得について以下のような統計が出ています。

✓見積もりをもらった団体数

  • 1社:66.3%
  • 2〜3社:10.9%
  • 4〜5社:1.4%
  • 6〜10社:0.0%
  • 見積もりをもらっていない:18.1%

典拠:日本学生支援機構「海外留学経験者の追跡調査」

上記の調査によれば、相見積もりをしているのは全体の12.3%のみ。つまり、相場感を把握しているのは留学者全体のうち1割強しかいないことになります。

こういった情報の非対称性を利用し、相場以上の見積もりを出す業者が一定数存在することは十分に考えられます。

対策

手間はかかりますが、やはり複数のエージェントに見積もりを出してもらう(相見積もり)のが確実です。

事前に受けたいサービスを明確にしているはずですから「同じサービスで、より安い会社」を選ぶことができます。

オフィスに足を運ばずとも、オンラインで相談・見積もりを出してくれる会社が多いです。

留学中にもお金はかかりますから、安価で良いサービスを提供してくれるエージェントを探しましょう。

特定の語学学校・留学先だけを斡旋してくる

留学の目的や重視する点を反映せず、エージェントが紹介したい学校・国だけを紹介してくる場合があります。

実際、留学エージェントは提携している語学学校・留学先しか基本的には紹介しません。これは、斡旋会社が紹介料で成り立つビジネスモデルである以上、仕方がありません。

しかし、顧客の目的を軽視し、紹介料の多い学校を優先して紹介する会社にあたると、留学の目的が達成できない可能性があります。

ちなみに先ほど紹介した調査において、10.9%の留学経験者が「事前に留学斡旋団体から受けた説明と、実際の状況は異なっていた」と回答しています。

✓説明と実態が合っていないと思った点

  • 現地での業者のサポート内容:37.0%
  • 学習環境:32.9%
  • 生活環境:32.9%
  • カリキュラム:31.5%
  • 宿泊先:21.9%

典拠:日本学生支援機構「海外留学経験者の追跡調査」

寮設置型の学校の場合、学習環境・生活環境・カリキュラム・宿泊先は、すべて語学学校に依存することになります。

語学学校があなたの要望に合っていなければ、留学期間中、嫌な思いを多くしてしまうかもしれません。

対策

エージェントが紹介する学校・留学先が「あなたのために選んだもの」なのか、「会社都合で紹介されたもの」なのか。この点を見極める必要があります。

見極めるためには、紹介された学校や留学先を自分でもきちんと調べることが大切です。

学校のHPやパンフレット、SNSでの口コミなどを見ながら、あなたの留学の目的などに合っているか確認しましょう。

学校をきちんと調べれば、渡航後に「説明と違った」と思う確率は下がります。

顧客・留学先とのトラブルがある

留学エージェントが、過去の顧客や語学学校などとトラブルを起こしている場合、その会社の利用は避けましょう。

✓トラブルの例

  • 学校にお金が振り込まれていなかった
  • 現地スタッフの態度が雑で頼りづらい
  • 返信が遅く不安の声が多々あがっている
  • SNSでの発言などで炎上している

2008年、大手留学斡旋会社「ゲートウェイ21」が、顧客から受け取った手数料を留学先に支払わないままに倒産した事例があります。

この時はSNSなどが活発でなく被害が表面化しづらかったですが、学費未払いにより現地の学生が退学になる事態が起こりました。(参考:All About「ゲートウェイ21破産問題 真相の究明を!」

ここまで大きなトラブルではなくとも、何かしらのトラブルが頻発している留学エージェントは、そもそも利用自体が危険です。

対策

留学生の生の声を得るために、SNSやGoogleなどの検索エンジンで留学エージェントの名前を検索してみましょう。

不満の声が多い場合、最近の不満が多いのか、どの国の不満が多いのか等も分析してみることがおすすめです。

直近でトラブルが多い場合にはサービスが改悪した可能性があります。また、特定の国で不満が多いのであれば、現地サービスが悪かったり、エージェントがその国への斡旋を得意としていない可能性が考えられます。

まとめ

本記事では、悪質な留学エージェントを避ける方法を解説しました。

留学という一大決心をする以上、あなたの目的を達成できるプランを提案してくれるエージェントを探すことがとても大切です。

また、前半では留学エージェントを選ぶ前に明確にすべき点を紹介しました。

実は、留学の目的やサービス、予算や語学学校に求める条件などを自分で明確にできれば、エージェントを利用しなくても、個人で語学学校を手配できるのです。

個人手配だと費用も抑えられ、自分の満足の行く学校を広い選択肢の中から探すことができます。

留学を個人手配できるサービス「warple」を使えば、語学学校の申込み、 渡航までの準備や学校/宿泊先の手配まで、留学に必要なすべてをインターネット上で完結させることができます。

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