半年の留学で語学力は伸びる?メリット・デメリットと留学費用を解説

半年の留学で語学力は伸びる?メリット・デメリットと留学費用を解説

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warple編集部

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「半年間の留学には、どれくらいの成果があるのか」と疑問を感じていませんか。半年留学は、1年以上の長期留学と比べて費用を抑えられる一方で、効果も限定的だと感じている人もいます。
本記事では、半年留学のメリット・デメリットを詳しく解説。5ヶ国(アメリカ、カナダ、オーストラリア、フィリピン、マルタ)の費用や、留学の効果を最大化するコツを詳しく解説します。

半年の留学の計画を立て始める前にご覧ください。

半年留学で中・上級レベルまで語学力は伸ばせる

半年留学は、語学力を効果的に伸ばせる期間です。ある研究(*)では、英語学習の中級~中・上級レベルに達するまでは「350~600時間以上」の標準受講時間数が必要とされています。

レベル標準受講時間
中級(英検2級・TOEIC550点~)350~400時間
中・上級(英検準1級・TOEIC785点~)500~600時間

半年間の留学中、週20レッスン以上の授業を週5日、半年間受講すると、480時間学習したことになります。タイトな計画ですが、半年間しっかりと勉強すれば仕事や学校など日常的で身近な話題を十分に理解できるレベルまで語学力が向上することが分かりました。語学学校のプログラムなどを活用して、TOEICやIELTSなどのスコアアップも可能です。

目標スコアを設定し、計画的に学習を進めることで、半年間の留学でも語学力の向上を経験できるでしょう。
* 坂田浩・福田スティーブ (2019). 「日本人の英語学習時間について-これまでの学習時間とこれから求められる学習時間 」P8,表4(徳島大学国際センター・文教大学教育学部)

半年留学のメリット4選

半年留学は、短い期間ながらも多くのメリットがあります。ここでは、語学力向上以外の4つの主要なメリットを紹介します。

長期留学より費用を抑えられる

半年の留学は、長期留学と比べて費用を抑えられるメリットがあります。留学費用の内訳は、主に授業料と滞在費。どちらの費用も、留学期間に比例して増加するため、半年留学は、大学留学などの長期留学と比べて費用を大幅に抑えられる留学形態です。

ロサンゼルスで半年留学する場合と、2年制、4年制大学に留学する場合の費用を比較してみましょう。

期間費用(*1)
半年(*2)1,047,407円
2年制(*3)3,486,359円
4年制(*4)8,032,558円
* 1米ドルあたり157.50円(2024/7/19時点のレート)で換算
*1 学校費用(授業料、教材費、入学金)
*2 語学学校 Columbia West College(一般英語コース・スタンダード・週12レッスン)
*3 2年制大学 Los Angeles City College(LACC)
*4 4年制大学 University of California,Los Angeles(UCLA) 

ビザ取得が比較的容易

多くの国では、半年程度の短期留学の場合、長期留学ビザに比べて取得手続きが簡略化されています。カナダの場合、半年以内の短期留学では学生ビザ(Study Permit)が不要。電子渡航認証(eTA)のみで留学が可能です。eTAはオンラインで簡単に申請でき、費用も約800円(7カナダドル *)と手頃。

申請には有効なパスポート、クレジットカード、メールアドレスが必要で、オンライン上で承認されます。また、オーストラリアやニュージーランドでは、3ヶ月以上の留学には学生ビザが必要ですが、オンラインで申請できるので取得しやすいです。ビザの種類や申請方法は国によって異なるため、事前に大使館や領事館のウェブサイトなどで確認し、必要な手続きをしっかりと行いましょう。
* 1カナダドルあたり114.85円(2024/7/19時点のレート)で換算

異文化体験で視野が広がる

半年の留学は、異文化体験を通して、視野を大きく広げる機会になります。午前または午後のみ授業、週末の授業は休みなど、授業以外の時間を自由に使える語学学校も少なくありません。初めの数ヶ月で留学先の環境に慣れるなら、残りの数ヶ月でより積極的に現地の文化に触れる機会を持てるでしょう。

✓半年留学で異文化経験を積むためのアイデア

  • 現地のイベントに積極的に参加する
  • 様々な国からの留学生と交流する
  • 現地でのボランティア活動に参加する
  • ホームステイで現地の家庭生活を経験する
  • 学生サークルや趣味のグループに所属する

半年間の留学で得た経験は、自分の価値観を見つめ直すきっかけになることも。異文化に触れることで、逆に自国の文化や伝統の良さを再発見することも少なくありません。

専門科目を学べる

半年間の留学では、専門分野を学べるプログラムを受講できる場合があります。例えば、世界50ヶ国以上に語学学校を持つEFでは、半年~1年の期間で専門分野を学べるコースを提供しています。

EFの専門コース学習内容
ビジネスビジネス用語、プレゼンテーション、交渉スキル、スピーチ、リーダーシップ
試験対策TOEFL、IELTS、TOEIC、ケンブリッジ英語検定対策など
大学進学大学進学向け(提携230校への入学保証)
国際関係人道問題、平和維持、世界経済、環境
その他ファッション、デザイン

数週間~3ヶ月程度の留学よりも、長く滞在できるので、専門分野のインターンに参加することも可能です。

半年留学のデメリットと対策4選

ここでは、事前に知っておきたい半年留学のデメリットとその対策を紹介します。

上級レベルの語学力習得は難しい

半年の留学は、初級・中級レベルまでの語学力向上には効果的ですが、上級レベルの語学力を習得するのは難しいです。前述の研究(*)では、英語学習の中級~中・上級レベルに達するまでは「700~1,200時間以上」の標準受講時間数が必要とされています。

レベル標準受講時間
上級(英検1級・TOEIC945点~)700~800時間
最上級1,000~1,200時間以上

語学学校で週20レッスン以上の授業を受講する場合、1年以上の期間にわたり集中的に語学習得に取り組まなければ、上級レベルの語学力を身につけることはできません。複雑な話題について明確な文章を作ったり、流ちょうに自分の考えを表現できるようになるためには留学期間が不足していると言えるでしょう。
* 坂田浩・福田スティーブ (2019). 「日本人の英語学習時間について-これまでの学習時間とこれから求められる学習時間 」P8,表4(徳島大学国際センター・文教大学教育学部)

対策

語学の習得には、留学前、留学中、帰国後にわたる長期的な学習計画が必要です。

✓長期的な学習計画の例

  • 留学前:オンライン英会話やスクールなどでの集中レッスン
  • 留学中:ホームステイなど現地で英語を活用する機会を増やす
  • 帰国後:定期的に語学力を測定。日本で語学教室などに通う

半年間の留学は、上級レベルの語学力を習得するためのステップとして活用しましょう。

留学を語学学習の一環と考えて、帰国後も含めた継続的な学習をおすすめします。

帰国後の語学力維持が難しい

せっかく留学で身につけた語学力も、帰国後は日本語環境に戻ってしまうため、維持するのが難しいと感じる方も多いでしょう。ビズメイツ株式会社の調査(*)では、半年以上の留学後に、2年以上英語を使っていない人の8割が、英語力が落ちたと感じていることが分かりました。

✓帰国後、最もレベルが低下した分野

  • リスニング:35.2%
  • スピーキング:28.4%
  • ライティング:23.9%
  • リーディング:3.4%
  • 語彙力:1.1%

しかし、意識と工夫次第で、留学後の語学力維持は可能です。
* ビズメイツ株式会社 留学経験者の帰国後の英語レベルに関する実態調査

対策

帰国後の語学力維持には、継続的な努力が必要です。

✓語学力を維持するためにできること

  • オンライン英会話や語学学習アプリを活用
  • 外国人の友達を作る
  • 国際交流イベントに参加する
  • ニュースやドラマ、映画などを英語で視聴
  • TOEICや英検などの目標を設定し受験する
  • 語学学習コミュニティへ参加する

留学で得た貴重な語学力を維持・向上させるためには、自分に合った英語学習法を継続することが欠かせません。

費用が割高になることもある

長期留学と比較すると、1週間あたりの費用が割高になる傾向があります。

✓半年留学の費用が割高になる理由

  • 航空券代や入学金など、滞在期間に関わらず固定でかかる費用がある
  • 語学学校の長期割引が受けられない(週単位の費用が高い)
  • 現地でのアルバイト収入などによる費用削減が難しい

かかる総額の留学費用を抑えたいのか、コストパフォーマンスを優先するのかによって、留学期間を判断する必要があります。

対策

留学プログラムを慎重に選択することで費用を抑えられます。

午前のみ、午後のみ、夕方以降のクラスなど、時間帯によって安価なプログラムを提供する語学学校も少なくありません。「スマ留」のように、語学学校の生徒数が少ない時間帯や場所を有効活用して、留学費用を最大半額まで節約できる留学エージェントもあります。

スマ留 低価格を実現した5つの理由

また、ホームステイや学生寮を利用するなど滞在方法を工夫することで費用を抑えるのも現実的な方法。宿泊費や食費が学校費用に含まれる語学学校もあるので探してみましょう。

仕事や学校を休むことが必要

半年間の留学では、現在の仕事や学校を長期間休まなければなりません。半年間の休業期間ができてしまうことで、キャリアに影響が出る仕事もあるでしょう。学生の場合、半年の間、授業や研究活動から離れることで、単位修得が難しくなり卒業が遅れることも考えられます。

対策

長期的な休暇取得制度「サバティカル休暇」を利用できるなら申請してみましょう。

✓サバティカル休暇を導入している企業

  • ヤフー株式会社(Yahoo! JAPAN)、全日本空輸株式会社(ANA)、株式会社ぐるなび、ソニー株式会社、MSD株式会社など

企業によって異なりますが、1ヶ月~1年以上の休暇を取得できる場合もあります。有給休暇とは異なり、休業中の賃金は発生しないため、留学費用に加えて、生活費などの蓄えが必要です。留学の目的を明確にし、現在の仕事やキャリアに役立つことを理解してもらうことで、半年間の留学が可能になる場合もあります。学生の場合は、留学前に指導教員と相談し、留学中の学習計画や帰国後の追いつき方について具体的な方針を立てておきましょう。
交換留学や認定留学の場合は、留学先で修得した単位を認定してもらえる場合があります。

半年留学の費用を徹底解説

半年留学で人気の5ヶ国(アメリカ、カナダ、オーストラリア、フィリピン、マルタ)の留学費用を比較します。まずは、5ヶ国の留学総費用を比較してみましょう。

留学先総費用
アメリカ3,027,161~3,218,751円
カナダ2,542,324~2,632,554円
オーストラリア1,994,453~2,183,483円
フィリピン1,722,616~1,772,406円
マルタ2,447,284~2,615,034円
* 1米ドルあたり157.50円(2024/7/19時点のレート)で換算
* 1カナダドルあたり114.58円(2024/7/19時点のレート)で換算
* 1オーストラリアドルあたり105.41円(2024/7/19時点のレート)で換算
* 1ペソあたり2.70円(2024/7/19時点のレート)で換算
* 1ユーロあたり171.47円(2024/7/19時点のレート)で換算

為替レートや物価変動によって費用は変わるので、最新情報は語学学校などに確認するようにしてください。

アメリカ

アメリカ(ロサンゼルス)の語学学校、California Language Academy Los Angeles(一般英語コース・スタンダード・週12レッスン)を例に留学費用を解説します。

内訳費用
校納金(入学金・授業料・教材費)991,029円
滞在費(宿泊費)*11,631,219円
渡航費(片道)*2162,850~354,440円
ビザ申請費 *315,693円
保険費 *4131,870円
生活費(交通費)*594,500円
総額 3,027,161~3,218,751円
* 1米ドルあたり157.50円(2024/7/19時点のレート)で換算
*1 ホームステイ料金(1人部屋・朝夕2食つき)
*2 Trip.comで2024/7/27出発で検索した場合(往復・東京成田空港~ロサンゼルス空港)
*3 語学学校によるI-20ビザ取得サポート費用
*4 東京海上日動「海外旅行保険・留学保険(海外旅行保険・留学生プラン)」(32日以上N2プラン)
*5 交通費 メトロ30日パス 100米ドルで計算(JASSO アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルスの生活情報) 生活費には、日用品購入費や交際費、その他の雑費は含まれていない

アメリカの留学費用について詳しくは以下の記事をご覧ください。
【2024年】アメリカ留学費用はいくら?人気都市の費用内訳を解説

カナダ

カナダ(トロント)の語学学校、Royal Canadian Institute of International Studies(一般英語コース・週20レッスン)を例に留学費用を解説します。

内訳費用
校納金(入学金・授業料・教材費)1,065,044円
滞在費(食費・宿泊費)*1985,408円
渡航費(片道)*2203,830~294,060円
ビザ申請費(eTA) *3802円
保険費 *4131,870円
生活費(交通費)*5155,370円
総額 2,542,324~2,632,554円
* 1カナダドルあたり114.58円(2024/7/19時点のレート)で換算
*1 ホームステイ料金(1人部屋・3食付き)
*2 Trip.comで2024/7/27出発で検索した場合(往復・東京成田空港~トロント空港)
*3 6ヶ月未満の場合にはビザ取得不要、その代わりに電子渡航認証(eTA)が必要
*4 東京海上日動「海外旅行保険・留学保険(海外旅行保険・留学生プラン)」(32日以上N2プラン)
*5 NUMBEO カナダ トロント の平均生活費 (通信費 156カナダドル、交通費 月間パス 70カナダドル)1ヶ月分から起算。生活費には、日用品購入費や交際費、その他の雑費は含まれていない

オーストラリア

オーストラリア(シドニー)の語学学校、English Unlimited Sydney(一般英語コース・週20レッスン)を例に留学費用を解説します。

内訳費用
校納金(入学金・授業料・教材費)592,418円
滞在費(食費・宿泊費)*11,033,367円
渡航費(往復)*297,200~286,230円
ビザ申請費(eTA) *32,108円
保険費 *4131,870円
生活費(交通費)*5137,490円
総額 1,994,453~2,183,483円
* 1オーストラリアドルあたり105.41円(2024/7/19時点のレート)で換算
*1 ホームステイ料金(1人部屋・2食付き)
*2 Trip.comで2024/7/27出発で検索した場合(片道・東京成田空港~シドニー空港)
*3 電子渡航認証(eTA)システム手数料 20オーストラリアドル
*4 東京海上日動「海外旅行保険・留学保険(海外旅行保険・留学生プラン)」(32日以上N2プラン)
*5 NUMBEO オーストラリア シドニーの平均生活費 (交通費 月間パス 217.39オーストラリアドル)1ヶ月分から起算。生活費には、日用品購入費や交際費、その他の雑費は含まれていない

フィリピン

フィリピン(セブ)の語学学校、GLANT ENGLISH ACADEMY(一般英語コース・週30レッスン)を例に留学費用を解説します。

内訳費用
校納金(入学金・授業料・教材費)670,415円
滞在費(食費・宿泊費)*1798,472円
渡航費(往復)*237,430~87,220円
ビザ申請費(観光ビザ延長費、SSP、ACR-Card)*370,659円
保険費 *4131,870円
生活費(交通費)*513,770円
総額 1,722,616~1,772,406円
* 1ペソあたり2.70円(2024/7/19時点のレート)で換算
*1 学生寮(1人部屋・3食付き)
*2 Trip.comで2024/7/27出発で検索した場合(片道・東京成田空港~マニラ空港) タガイタイはマニラから約1時間半
*3 観光ビザ延長費 20,170ペソ(183日間有効・ACR-Card取得費用含)、SSP取得費用 6,000ペソ
*4 東京海上日動「海外旅行保険・留学保険(海外旅行保険・留学生プラン)」(32日以上N2プラン)
*5 JASSO フィリピン 生活情報 交通費850ペソ 1ヶ月分から起算。生活費には、日用品購入費や交際費、その他の雑費は含まれていない

フィリピン留学は滞在期間に応じて、観光ビザの延長が必要です。初回の延長は29日間、その後は1~2ヶ月単位で延長できます。語学学校に通うためのSSP(特別就学許可)や、60日以上滞在するためのACR-Card(外国人登録証)が必要です。

詳しくは、以下の記事をご覧ください。
フィリピン留学費用の目安は?期間別の内訳と5つの節約法を解説

マルタ

マルタ(セントジュリアン)の語学学校、Clubclass English Language School(一般英語コース・週20レッスン)を例に留学費用を解説します。

内訳費用
校納金(入学金・授業料・教材費)1,011,146円
滞在費(食費・宿泊費)*11,171,251円
渡航費(往復)*299,410~267,160円
ビザ申請費 *312,002円
保険費 *4131,870円
生活費(交通費)*521,605円
総額 2,447,284~2,615,034円
* 1ユーロあたり171.47円(2024/7/19時点のレート)で換算
*1 ホームステイ料金(1人部屋・朝夕2食付き)
*2 Trip.comで2024/7/27出発で検索した場合(往復・東京成田空港~マルタ空港)
*3 3ヶ月以内のビザ申請は不要
*4 東京海上日動「海外旅行保険・留学保険(海外旅行保険・留学生プラン)」(31日までエコノミープラン、32日以上N2プラン)
*5 交通系ICカード 12 Single day Journeys 21ユーロ 。生活費には、日用品購入費や交際費、その他の雑費は含まれていない

マルタに91日以上滞在する場合、学生ビザの申請が必要。(出発前に日本で申請)マルタ留学にかかる費用を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
マルタ留学にかかる費用|節約方法も期間別にわかりやすく解説

半年留学の成果を最大化するためのコツ

半年留学で最大限の成果を上げるためには、いくつかのコツがあります。ここでは、留学前、留学中、留学後それぞれの段階で意識したいことを解説します。

留学前

充実した半年間の留学生活を送るには、事前の準備が鍵となります。

目標を設定する

留学の目的を明確にし、具体的な目標を設定しましょう。

✓目標の例

  • 日常会話レベルの英語をマスターする
  • TOEICで目標点数を取る
  • 現地の友達を5人作る
  • 特定の分野の知識を深める

目標は具体的なものにしましょう。目標達成シートやスケジュール表を作成し、日々の学習計画に落とし込むのも効果的です。

情報収集する

留学先の基本情報(気候、治安、交通手段、ビザ情報など)に加え、現地の文化や習慣、生活様式も調べましょう。学校や滞在先の情報、おすすめの観光スポット、レストラン、イベントなどの情報もあれば、留学生活になじみやすくなります。語学学校によっては、入学前にオンラインでオリエンテーションやレベルチェックテストを実施している場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

語学学習に取り組む

留学前に基礎的な語学力を身につけておくようにしましょう。オンライン英会話や語学学習アプリがおすすめ。無料・格安の英会話レッスンが付帯している留学プランもあります。

留学エージェント語学学習
スマ留オンライン英会話と英語学習アプリが6ヶ月利用できる(スマ留プラン)
留学ジャーナル英会話イーオンの英会話レッスンの割引
留学情報館週2回、1回50分の英会話グループレッスンが無料(渡航まで何度でも無料)
留学前の英会話レッスン

TOIECやIELTSなど留学に必要な目標スコアがある場合は、試験対策も同時に行いましょう。

留学中

半年の留学期間を最大限に活かすために、留学中の心構えは非常に重要です。

自分から動く

留学期間を無駄にしないためには、受け身にならず、常に積極的に行動することが大切です。語学学校の主催するイベントに参加しましょう。

✓留学中に参加できるイベントの例

  • 博物館や美術館への訪問
  • テーマパークへの遠足
  • サッカー、バスケットボールなどのスポーツクラブ活動
  • ハイキングや登山・スキー教室(冬季)
  • 現地学生との交流会
  • インターナショナルパーティー
  • ホームステイプログラム
  • 地域の小学校・現地企業への訪問
  • スピーチコンテスト
  • ディベート大会
  • 映画鑑賞会
  • ボランティア活動
  • ハロウィン、クリスマスなどの季節イベント

現地の友達を作ったり、様々な場所を訪れたりすることで、異文化体験を深められます。また、分からないことや困ったことがあれば、遠慮せずに先生やスタッフ、ホストファミリーなどに相談することも大切です。

失敗を恐れず、変化を楽しむ

留学中は、新しいことに挑戦する絶好の機会です。語学力に自信がなくても、積極的に発言したり、現地の文化に触れたりすることで、多くの学びを得られるでしょう。「間違いを犯すのが怖くてほとんどコミュニケーションをとらない学習者よりも、たくさんコミュニケーションをとる学習者は、実際の状況に対処する自信を身につける可能性がはるかに高くなります。」

「言語学習の文脈における同様の実験では、間違いを犯すプロセスによって脳内の関連知識のネットワークが活性化され、優れた学習成果につながることも示されています (Guzmán-Muñoz 2020)。」
引用:CAMBRIGE Mistakes help you learn – freedom to fail in games and language learning

失敗を恐れずに、積極的に行動することで、自信がつき、語学力も向上します。
留学生活では、予想外の出来事や文化の違いに直面します。それぞれの状況に柔軟に対応し、楽しみましょう。異なる価値観や考え方を受け入れることで、視野が広がり、人間的に成長できます。

目標を意識する

留学中に目標を見失わないように、定期的に振り返りを行いましょう。津田塾大学の稲垣善律氏は、語学学習中には、学習プロセスを自分で管理する(メタ認知活動)が大切だと述べています。

「メタ認知活動を徹底するためには、目標を明確にするのが大切です。例えば、漠然と『英語ペラペラになりたい』では、何をしていいのかわかりませんよね。だから、『TOEIC/TOEFL〇〇点』でもいいし、『今日一日あったことを英語で説明できるようになる』でもいいですけど、ともかく明確な目標を立てる。すると、それを達成するために何をすべきかも明確になり、行動を起こしやすくなるんです。」
引用:津田塾大学(plum garden):第二言語習得の研究者に聞いた、効果的な英語学習法

目標達成シートや日記を活用し、計画の進捗状況を確認したり、課題を洗い出したりすることで、モチベーションを維持しやすくなります。

留学後

半年の留学を終えて、帰国した後も語学学習を続けましょう。留学で得た経験を活かし、さらなる成長につなげるための努力が大切です。

英語に触れる時間を作る

留学後も英語学習を継続しましょう。

✓英語学習を継続させるヒント

  • 英語のテレビ番組や映画、ポッドキャストを視聴する
  • 英語の本や記事を読む
  • SNSの言語設定を英語にする
  • 英語を話す友人と定期的に連絡を取る
  • オンラインでネイティブスピーカーと会話練習をする
  • 英単語アプリなどを活用して隙間時間に学習する
  • 英語の日記をつける
  • TOEICやIELTSなどの資格試験の受験を目指す
  • 外国人観光客のガイドやボランティアに参加する

継続的な努力と工夫が大切ですが、留学後も、楽しみながら学習を続けることがポイントです。自分に合った方法を見つけて、無理のない範囲で英語力の維持・向上に取り組んでみてください。

就職や転職活動に活かす

留学で得た経験やスキルは、就職・転職に役立ちます。以下のような職種がおすすめです。

職種仕事内容
営業海外顧客との商談や契約交渉商品やサービスのプレゼン
海外事業部門現地とのパイプ役海外拠点とのやり取りや通訳
通訳・翻訳専門知識を利用した翻訳(技術翻訳など)
研究開発国際共同研究・開発英語論文作成など研究成果発表
ホテル・観光業外国人観光客の案内SNSなどを使った多言語での広告宣伝

自分のスキルや経験、興味に合った仕事を探すことが大切です。半年間の留学経験を活かせる仕事を探す際には、留学エージェントやキャリアコンサルタントに相談すると良いでしょう。

留学エージェントの帰国後サポートを活用する

留学エージェントを利用して半年留学するなら、帰国後サポートを十分に活用しましょう。

サポート内容
就職就職先・進学先の紹介履歴書の書き方や面接対策キャリアカウンセリング
学業進学先の紹介(大学への編入・大学院進学)留学先で修得した単位認定支援
交流帰国者同士の交流会やSNSグループによる情報交換
語学力オンライン語学学習
心理帰国後の悩みや不安に関するカウンセリングメンタルヘルスケアの情報提供
帰国後サポートの例

多くの留学エージェントは、帰国後1年程度のサポートを提供しています。中には長期的なサポートを行っているところもあります。留学エージェントによって提供内容や期間が異なるので確認しましょう。

半年留学におすすめの学校をwarpleで探そう

半年留学を成功させるには、自分に合う語学学校を見つけなければなりません。オンライン留学プラットフォームのwarpleは、希望条件(国、都市、予算、語学レベル、プログラム内容など)に合った学校を簡単に検索できます。
見積もり取得から申し込みまでオンラインで完結。半年間(6ヶ月)のコースを提供している語学学校の費用を比較できます。宿泊費や食費などの滞在費、ビザ取得や海外保険などのサポートが付帯したコースも選択可能。定期的にお得なキャンペーンも実施しているので、半年留学を検討中の方は、ぜひwarpleをチェックしてみてください。操作は簡単、最短1分で語学学校を見つけることができますので、気になる方はwarpleの紹介ページをご覧ください。

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